ドラム

DW Craviotto Solid Maple CM1455SD

 DW製スネアのトップ・オブ・ザ・ラインは、EDGEっていう木の胴にブラスのエッジを付けたヤツと、SOLID SHELLだ。このSOLID SHELLの胴は単板で、それに単板のレインフォースが付いている。材質はメイプルの他にも、バーチやらチェリーやらいろいろな種類がある。

 このSOLID SHELL、以前はクラビオット(Craviotto)という名称だった。というのも、ジョン・クラビオットさんという職人がこのシェルを作っていたからだ。しかし、彼は独立して「クラビオット」ブランドを立ち上げてしまった。なので、DWはこの名称を使わなくなった。

 私のは、彼が独立する以前の02年製。価値としてはどうなんでしょうね。独立前後。8mmの胴に8mmのレインフォース。厚いね。なお、スイッチは現行のSOLID SHELLに付いているものに交換されている。スナッピーはピュア・サウンドだ。

 では、叩いてみましょう。おお。なかなかいいんじゃないかな。中域がふくよか。音量はそんなに出ないね。スナッピーの反応もまずまず。スイッチがいまひとつ。機構的に、ひっかかりやすい。リンクの設計が悪いね。

 さて、生き残れるのか。

DW Craviotto Solid Maple CM1455SD
 (DW クラビオット・ソリッド・メイプル)
 サイズ:   14x5.5
 シェル:   メイプル単板 8mm + レインフォース 8mm
 カラー:   サテン・オイル
 ラグ:    DWラグ クロム 10本
 フープ:   スチール・プレス トリプルフランジ 1.6mm
 スナッピー: ピュア・サウンド 20本
 ヘッド:   打面 レモ・コーテッド・アンバサダー
        裏面 レモ・スネアサイド
 年代:    02年

ちょっと構造的にギモンなスイッチ。

追記:
 売却されました。

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Last Update : 2002/11/20