DW製スネアのトップ・オブ・ザ・ラインは、EDGEっていう木の胴にブラスのエッジを付けたヤツと、SOLID SHELLだ。このSOLID SHELLの胴は単板で、それに単板のレインフォースが付いている。材質はメイプルの他にも、バーチやらチェリーやらいろいろな種類がある。
このSOLID SHELL、以前はクラビオット(Craviotto)という名称だった。というのも、ジョン・クラビオットさんという職人がこのシェルを作っていたからだ。しかし、彼は独立して「クラビオット」ブランドを立ち上げてしまった。なので、DWはこの名称を使わなくなった。
私のは、彼が独立する以前の02年製。価値としてはどうなんでしょうね。独立前後。8mmの胴に8mmのレインフォース。厚いね。なお、スイッチは現行のSOLID SHELLに付いているものに交換されている。スナッピーはピュア・サウンドだ。
では、叩いてみましょう。おお。なかなかいいんじゃないかな。中域がふくよか。音量はそんなに出ないね。スナッピーの反応もまずまず。スイッチがいまひとつ。機構的に、ひっかかりやすい。リンクの設計が悪いね。
さて、生き残れるのか。
DW Craviotto Solid Maple CM1455SD
(DW クラビオット・ソリッド・メイプル)
サイズ: 14x5.5
シェル: メイプル単板 8mm + レインフォース 8mm
カラー: サテン・オイル
ラグ: DWラグ クロム 10本
フープ: スチール・プレス トリプルフランジ 1.6mm
スナッピー: ピュア・サウンド 20本
ヘッド: 打面 レモ・コーテッド・アンバサダー
裏面 レモ・スネアサイド
年代: 02年
ちょっと構造的にギモンなスイッチ。
追記:
売却されました。