北京五輪記念ということで、中国製シンバルであるドリームをいってみた。武漢(ウーハン)っていうチャイナシンバルを、見たことがあるヒトは見たことがあるかも知れない。そこで作っているシンバルだ。
メーカーHPはこちら。 米国代理店のHPはこちら。
ブリス、コンタクト、エナジーというラインナップがある。中でもブリスはいわゆるKクローンで、トルコKを狙った作りになっている。ネットでの評判(米国ね)も良かったり悪かったり。日本には正規代理店がない。どこかの代理店が入れようとしたんだけど、サンプルを発注したらあまりに個体ばらつきが大きいので、断念したとか。
所有しているのは、ブリスの14ハイハット、22クラッシュ・ライド、ブリス・ビンテージの20クラッシュライド。
もともとの出会いはブリス・ビンテージだった。こいつはかなりピッチが低くトラッシー。普段楽器のコトに触れないバンドのメンバーにも「変わった音のシンバルですね」と言われる。まあ、ちょっと使いづらい。
米国代理店の情報によると、ブリスは時代によってタイプがI、II、IIIとあるようだ。14ハイハットと22クラッシュ・ライドはブリスIIIだ。薄目だけど、ブリス・ビンテージよりは厚く、ピッチも高い。他社のKクローンよりちょっとピッチが高いかな。
音はといえば、トラッシーでちょっとおもしろい。まずまず使えるレベルだ。
国内では入手困難なのが惜しい。
Dream Bliss (typeIII) Crash Ride 22 (ドリーム ブリス)
仕上げ: ハンド・ハンマリング
レイシングあり
サイズ: 22インチ
厚さ: シン (Thin)
重量: 2.3kg