グレッチのジャズ用キットだ。
グレッチのドラムは、バッジでおおよその年代がわかる。
60年代以前は「ラウンド・バッジ」と呼ばれる丸いものだ。丸いバッジを、菊のようなピンで止めている。
70年代は「ストップ・サイン・バッジ」と呼ばれる8角形のもの。
80年代には「ストップ・サイン・バッジ」のロゴが変わる。
80年以降は「ストップ・サイン」に加え、「スクエア・バッジ」と呼ばれるちょっと角のとれた4角形のものも使われる。
このキットは「ラウンド・バッジ」のように見えるが、実はいわゆるリラップ。70〜80年代のシェルのカバリングを貼り替えて、ラウンド・バッジを付けたものだ。なので、生産年はバラバラ。本物のラウンド・バッジだと、結構なお値段になる。
フープは現在のダイキャスト。タムのマウントはRIMSタイプだ。全体に120周年記念モデル風だが、レール式のタムホルダーは使いづらいので、現在のグレッチにしてある。ただし台湾製。US製のホルダーはむちゃむちゃ高い。
ヘッドはすべてコーテッドにしてある。
さてどうでしょう。
Gretsch Round Badge(グレッチ)
シェル: メイプル(+ポプラ)
カラー: シャンペン・スパークル
フープ: ダイキャスト
マウント: RIMS
サイズ:
キック 18×14
タム 10×8 12×8
フロアタム 14×12
ヘッド:
タム レモ・コーテッド・アンバサダー
キック レモ・コーテッド・アンバサダー
年代: 70〜80年代
かっこいいでしょ。
10のタムもある。でも、RIMSの仕様が違う。