フラット・ライドは少数派で、ジャズだとロイ・ヘインズと小山太郎さんくらいなのかな。ジャズ以外では、パット・メセニーが自己のグループのドラマーには、フラット・ライドを使わせることが有名だ。
ワタクシはメインのライドにフラット・ライドを使っている。なぜかといえば、小山直系であることと、個性が出るかなということと、常用の602のフラットが褒められるということか。この602は、結構よく褒められるのだが、ライドシンバルを褒めるヒトって、世の中にそんなにいるのかな。
そんな小山さんは、イスタンブールからジルジャンに移籍し、現在使っているのがこのKライトのフラットなのだ。ちょっと叩かせてもらい、だいぶ悩んだが自分でも買ってみることにした。ロックインの店員さん、ありがとう。
でかいハンマリングで浅いレイシング。ウェイトはシンで、かなり薄い。オフィシャルサイトはこちら。
では、叩いてみましょう。あまり音量が出ない。フラットなりに音域は高域に寄っており、へんなピークがなくクセが無い。イスタンブールのフラットやパイステ602のフラットより、ずいぶん柔らかい。
まあ使ってみようと思う。
Zildjian K Light Flat Ride 20
(ジルジャン K ライト・フラット・ライド)
サイズ: 20インチ
厚さ: シン (Thin)
仕上げ: マシン・ハンマリング
ノーマルレイシング(浅め)
重量: 1.7kg
年代: 2012年