ドラム

Paiste Dixie Crash Ride 20 2

 Dixie は、70年代の初級機。当時1ドルは305円から、73年に変動相場になって200円ちょっと。輸入楽器は高かった。国産だって高かった。パイステのラインナップは、602、2002と、このDixie。2002は、ジョン・ボーナムが使っていたあこがれの楽器。しかし、602や2002は思いっきり高かった。70年代後半の高校生が買えるドラムセットは、パールのチャレンジャー(南洋材ベニア)と、がんばってDixie ってカンジだった。

 以前にもライドとハイハットを買ったことがあるが、すぐに手放した。最近、知り合いが使っていた。また、個体差もあるってことらしい。なので、再度買ってみた。

 手に入れたのは、クラッシュ・ライドの20。1.6kgとかなり軽い。初級機ではあるが、シートシンバルではなく、一応鍛造。表面のカンジだと、ジルジャンと同じく、ローラーハンマーで作られていると思われる。色は赤っぽい。602の材質がB20で銅が80%、スズが20%。2002はB8でスズが8%。なのでスズは8%か、それ以下なのかな。

 では叩いてみましょう。1.6kgにしてはピッチが高い。形状によるものか。若干のコンプレックス感もある。これならまあ使えるのかも。

Paiste Dixie Crash Ride 20
 (パイステ デキシー クラッシュ・ライド)
 仕上げ: マシン・ハンマリング ノーマル・レイシング
 サイズ: 20インチ
 厚さ:  シン (Thin)
 重量:  1.6kg
 年代:  70年代

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Last Update : 2006/08/19