ドラム

Pearl Standard Steel Snare SS1455

 ジャズでスチールのスネアを使っているヒトはほとんどいない。ジーン・クルーパーとかはブラスのクロムメッキ。当時、スチールのスネアはまだ無かった。スチールが出まわるのって70年代くらいからなのね。

 以前、ソナーのD454(スチール)が主力だったとき、メタルを使っているのは意外だと、何度か言われたことがある。しかしながら、スチール+8テンション+薄いフープのスネアは割と好き。8テンションだとパーツが少ないから、シェルに装着される質量が小さくなる。それと、薄いフープということもあって、音はオープン目になる。

 このスペックを持つパールで一番安いスネアがこれ。定価は2万くらい。それも、シェルは溶接胴。一度手放したが、また買ってみた。

 見た目を変えてみようと、カーボンのカッティングシートを貼ってみた。スナッピーはタマの新型。

 うん。フツーに使えるスネアだ。

Pearl Standard Steel Snare SS1455(パール スタンダード スチール スネア)
 サイズ:   14×5.5
 シェル:   スチール
 フープ:   トリプルフランジ 1.6mm 8テンション
 スイッチ:  片側調整
 スナッピー: タマ 20本 MS20RL14C 内面当たり
 ヘッド:   レモ・コーテッド・アンバサダー / レモ・スネアサイド
 年式:    00年代

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Last Update : 2007/05/15