ジャズでスチールのスネアを使っているヒトはほとんどいない。ジーン・クルーパーとかはブラスのクロムメッキ。当時、スチールのスネアはまだ無かった。スチールが出まわるのって70年代くらいからなのね。
以前、ソナーのD454(スチール)が主力だったとき、メタルを使っているのは意外だと、何度か言われたことがある。しかしながら、スチール+8テンション+薄いフープのスネアは割と好き。8テンションだとパーツが少ないから、シェルに装着される質量が小さくなる。それと、薄いフープということもあって、音はオープン目になる。
このスペックを持つパールで一番安いスネアがこれ。定価は2万くらい。それも、シェルは溶接胴。一度手放したが、また買ってみた。
見た目を変えてみようと、カーボンのカッティングシートを貼ってみた。スナッピーはタマの新型。
うん。フツーに使えるスネアだ。
Pearl Standard Steel Snare SS1455(パール スタンダード スチール スネア)
サイズ: 14×5.5
シェル: スチール
フープ: トリプルフランジ 1.6mm 8テンション
スイッチ: 片側調整
スナッピー: タマ 20本 MS20RL14C 内面当たり
ヘッド: レモ・コーテッド・アンバサダー / レモ・スネアサイド
年式: 00年代