SAKAEが復活したのだが、シェルの製造は台湾のOEMになってしまった。あのヤマハを作っていた設備はどうなってしまったのか。もう、くず鉄なのかな。
現在、ヤマハもパールも中国台湾で作っている。ネギはシェルを日本で作っているか不明。日本に残っているのは、タマの一部高級ラインだけということか。「スター」「スタークラシック」「スターフォニック」が日本製のようだ。
それもあってか、ヤマハのSAKAE製中古スネアが高騰している。シグネチャー系は結構なお値段。なわけで、絶滅危惧種の日本製スネアをここんとこ買っている。
これは「スターフォニック」のスネア。シェルはワタシの好きなブビンガだ。
ラグが「フリーダムラグ」っていうヤツで、ラグナットが回転するようになっている。フープやボルトに余計なストレスがかからない。フープは「グルーブド・フープ」ってやつで、溝にフックを引っかける構造だ。古いスネアやパール、ネギなどにフックで引っかけるフープがある。しかしそれらはフープの上にフックが飛び出すので、リムショットの時に邪魔だ。それが無いのがいい。しかし、そこまでしてフックにする必要があるのかは疑問だ。
音は、比較的フラットなのかな。スナッピーの反応もまずまず。最初、イマイチかと思ったがチューニングをあれこれして、なんとなくなじんできた。サスティンは、6インチという深さのせいかちょっと長めなので、ムージェルで押さえる。
最初は思わしくなくて、フープをフツーのにしてみようかと思ったが、まあまとまってきたのでこのまま使ってみる。
TAMA STARPHONIC Bubinga PBC146
(タマ スターフォニック ブビンガ)
サイズ: 14×6
シェル: ブビンガ 7mm 8プライ + コルディア アウター1プライ
フープ: Grooved Hoop (10lug)
ラグ: Freedom Lug
スイッチ: Linear-Drive Strainer / Detachable Butt
スナッピー:MS20RL14C Super Sensitive Hi-Carbon Snappy Snare
ヘッド: レモ・コーテッド・アンバサダー / エバンス スネアサイド 300