ドラム

YAMAHA FP-702 (フットペダル)

FP-720ではありません。

このシリーズ、701,702,710,720とある。変化点は以下。
 701→702 ビーターのシャフトが焼き入れ ベルトの固定ネジ
 702→710 フープ取付部の機構と形状
 710→720 ビーターの保持部 スプリングローラーの取付け穴の数

一番大きい違いがビーターの保持部だ。

FP701〜710がこちら
FP720がこちら

FP720は、ビータの軸とカムの軸のオフセットが大きい。これによって、フェルトがより平行にヘッドに当たるようになっている。ビーターのモーションはそれほど変わらないけど、フェルトがヘッドに当たる面積が違うね。ソナーなど、この面積を稼ぐために、フェルトが緩やかな円錐台になっているものがある。音は違うかも。フェルトを削ってしまえって。

720は復刻されていて、今でも買える、のかな?

ドラムを始めた頃、当時はこれしか無いというペダルだった。しかし、2年くらい使った後に軽音の部室で盗まれてしまった。悔しいので、同じものは買わず、パールにスイッチした。

ロックやポップスのドラマーって、エンドースしているブランドの主力機を使っているヒトがほとんどだ。しかしながら、ジャズドラマーって、ドラムを始めたときから使ってまーす、的なヒトが結構いる。石若俊さんのDW、江藤良人さんのパールとか。山田玲さんのソナーは、中国製の一番安いセットに付いているもの。

竹村一哲さんは702を使っていた。720でなく。吉良創太さんもこっちかな。とかとかで、きまぐれに買ってみた。

各部洗浄。特にベアリングはパーツクリーナーで洗浄し、新しいグリスをぶち込む。ベルトがカチカチなので、FP8500Bのものと新品交換。スプリングのローラーは復刻FP-720のものに交換。

わりかしいいカンジです。

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Last Update : 2005/06/19