これは、YD7000シリーズの5半のスネアだ。40年くらい前の製品。
大学時代のメインスネアは、ヤマハYD7000シリーズのSD765A(14x6.5)だった。ちなみにセットはYD9000。この頃はあんまり楽器を買わなかったな。大学時代に買ったスネアって、これとYD9000シリーズのSD955Mだけ。
このSD755Aだが、外側にはローズウッドの突き板を貼り、中側は塗装、スイッチはトリックの中華製コピーに換装されている。この姿で某オークションに出ていたのを購入した。私がやったのは、スネアサイドヘッド交換と、スナッピーをカノウプスに交換、あとナイロンワッシャー投入。
これが結構いいのよ。
胴はバーチとメランティ。メランティは安い南洋材だ。なので、胴の剛性は低めだろうね。でも、悪くない。昔、通っていたスタジオにYD7000のセットがあったんだけど、これまた結構鳴りが良かった。見つけて買ってみようかな。
謎のルックスのスネアなのだが、この楽器について質問されたことはない。ジャズ界ってあんまり楽器のこと聞かれないね。
しかしながら、トリックもどきのスイッチが割と使いづらい。譜面台をこの辺に置くんだけど、引っかかるのね。
YAMAHA YD7000 wood snare SD755A
(ヤマハ YD7000シリーズ スネア)
サイズ: 14×5.5
シェル: バーチ+メランティ
外装: ローズウッド
フープ: スチール・トリプルフランジ 1.6mm 8テンション
スイッチ: トリックの中華製コピー
スナッピー: CANOPUS CPSL-14NP メッキ20本 内面当たり
ヘッド: レモ コーテッド・アンバサダー / スネアサイド スムースホワイト