大学に入ったときの話だ。ドラムに転向しようかギターを続けようと悩んでいたが、結局ドラムに走ってしまった。練習は大学の部室（ボックスと呼ばれていた）でやるのだが、シンバルは自前のを使うことになっていた。それで購入したうちの１枚がこれだ。

　当時は、ジルジャンといえば、これ（Ａジルジャン）しかないという認識であり、わざわざ「Ａ」をジルジャンの前に付けて呼ぶヒトはいなかった。イスタンブールのＫはすでに消滅し、ＫジルといえばカナダＫだったのだが、ちょうどそれも無くなっていた。もちろん、ＺもＫカスタムもＡカスタムも無い。種類も少なく、クラッシュは、シン・クラッシュかミディアム・シン・クラッシュ。ライドも３〜４種類くらいしか無かった。セイビアンもまだ無かった。

　しまった。トシがばれる。

　てなわけで、ムカシは選択肢が少なくて、シンバルを選ぶのが楽だったなー。

　いわゆる白抜きロゴ。クラッシュとして使用している。自分で叩くとイマイチかなと思うのだが、離れて聴くといいカンジ。録音してもいい。なんでなんだろうね。

Zildjian A Crash Ride 18 80's（ジルジャン Ａ クラッシュ・ライド）
　サイズ：　18インチ
　厚さ：　　ミディアム・シン (Medium Thin)
　仕上げ：　マシン・ハンマリング
　　　　　　ノーマル・レイシング
　重量：　　1.4kg