ブライアン・ブレイドによって、大径シンバルブームが巻き起こった。まあ、ごく一部だけど。。。
ブライアンが使っていたのは、オールドAの24インチ。その時流をとらえるべく、ジルジャンはKライト・ライドをモデルチェンジして24インチを追加した。旧ロゴのライト・ライドとは、ハンマリングやレイシングが異なり、違うものと考えた方がいいだろう。
その22インチを買ってみた。なぜ24ではないのか。そうです。シンバルケースに入らないのです。。。
厚さはシン(Thin)のハズだが、重量は2.6kgとミディアム・シンくらい。バラツキ中で重い方に当たったかな。
では叩いてみましょう。ピッチはそれほど低くない。中域にややクセがあり、若干トラッシー。コンスタンチノープルの素直さに比べると、ちょっとくせ者というカンジだ。オールドのKにはこっちの方が近いんじゃないかな。他社では、ボスフォラスのマスターが似ているかも。
ということで、ほとんど使われることなく、旅立っていくのであった。
Zildjian K Light Ride 22
(ジルジャン K ライト・ライド)
サイズ: 22インチ
厚さ: シン (Thin)
仕上げ: ハンド風マシン・ハンマリング
重量: 2.6kg