ここんとこメタルが好みだ。このグレッチは某BIG APPLEの某社長が持っており、自慢してた。音もなかなか良かった。ネットで同じものをみつけたので買ってみた。
見かけはスチールのようだが、材質はブラスでメッキがかけてある。ロゴのバッジは「スクエア」と呼ばれるちょっと角のとれた4角形のもので、これは80年以降のものに付いている。70年代は「オクタゴン」「ストップ・サイン」と呼ばれる8角形のもので、80年代にはロゴが換わった。60年代以前は「ラウンド」と呼ばれる丸いものだ。
いつものように、ばらして磨いて組む。スイッチはグレッチ伝統のライトニング・スロー・オフだ。ちょっとへんな機構になっている。イナズマのように操作できるが、たまに落ちる。まさにイナズマ(笑)だ。スイッチ側にスナッピーの調性が無く、反対側に流線型のかっこいーのが付いている。でっかい内蔵ミュートが付いていたが、当然のように外した。ヘッドはいつものレモだ。スナッピーはカノウプスのメッキ有りにしてみた。
さて、叩いてみましょう。やはり、かなりおとなしい。スナッピーの反応は好みだ。しかしパワー感の無い音だ。まあ、それをねらってるんだけどね。それにしてもという気もちょっとはする。ちょっと中域にクセがあるね。
どうかなー。
Gretsch Chrome Over Brass 4160 (グレッチ)
サイズ: 14×5
シェル: ブラス(クロム・オーバー・ブラス / COB)
カラー: クロムメッキ
フープ: 亜鉛ダイキャスト 8テンション
スイッチ: 片側調整(5378-Lightnig Throw Off Snare Strainer)
スナッピー: カノウプス 20本 メッキ 内面当たり
ヘッド: 打面 レモ・コーテッド・アンバサダー
裏面 レモ・スネアサイド・フラットタイプ
年式: 80年代
追記:
売却されました。