イスタンブールは、96年にアゴップとメメットに分離する。それ以前のハイハットだ。某オークションにおいて、分離前のイスタンブールはそれほど高くない。プレミアム性は無いみたいね。だけど、わかんないよ。10年後に価値が出たりして。
トップはミディアムヘビーということだが、重量は1.0kg。気持ち軽いかな。ボトムは1.3kg。まあこんなものか。これって、ジルジャンのニュービートに近い。
小山太郎さんが使っているのも、こんな分裂前イスタンブールのハイハットだ。小山さんはヘビーをトップに、ミディアムをボトムにしている。
さっそく亀和田グループで使ってみた。まずはトップをヘビー、ボトムをミディアムヘビーにしてみる。おお。なかなかいいんじゃない。続いて、上下を入れ替えてトップをミディアムヘビーに。あれ。かみ合わせが決まらないね。なんとなく、トップをヘビーにした方がかみ合わせのバラツキに強い(ロバスト)気がする。また、スティックで叩いたときのピッチは、当然ながらトップをヘビーにした方が高い。厚い方をトップにするのは若干抵抗があるのだが、案外効能はあるのかも知れない。
とかなんとか試行錯誤したあげく、フツーに薄い方をトップにすることで落ち着いている。
mehmetのほぼ同重量のハイハットも持っているが、あんまり変わらないね。
istanbul pre-split Medium Heavy Top / Heavy Bottom Hi Hat 14
(イスタンブール ハイハット)
サイズ: 14インチ
厚さ: ミディアム・ヘビー・トップ(Medium Heavy Top)
ヘビー・ボトム(Heavy Bottom)
仕上げ: ノーマル ハンド・ハンマリング
重量: 1.0kg / 1.3kg
年代: 90年頃