やはりスネアはバーチです。と、最近アンチメイプルな私。ヤマハのバーチに続きパールのバーチをいってみた。
モノは70年代後半くらいのパール製だ。この手のやつはお値段がお手頃ね。ビンテージではなく「中古」でしかない。国産ってそんなカンジだ。なお、現在のパールのシリーズだとBRXというのがこれに相当する。
さて全バラして磨きましょう。エッジ面まで塗装してあるな。ここはサンディングして形状を整えた。ラグは古いタイプのスプリング式だ。これは米国メーカーの構造をマネしたモノだろう。なおパールのラグはこの後、外観形状はほとんど同一だがスプリング方式からゴム板方式に変更される。スナッピーは全面当たりから内面当たりに変更し、スナッピー本体はラディック製にした。ヘッドはレモ・コーテッド・アンバサダーとラディック・スネアサイドの黄金コンビだ。愛用のTAMAのプラスチックワッシャーはもちろん投入した。はい完成。
さあ、叩いてみましょう。おお、まずまずだ。ヤマハSD-955Aよりちょっと暴れるね。ハイ・ピッチはいまひとつで、チューニングのレンジがちょっと狭いかも。でも、ピッチ上限でなかなかいい音にまとまった。
まあまあかな。派手さがなく、国産のセットに合ってる。
Pearl BC-6114D (パール バーチ)
サイズ: 14×6.5
シェル: バーチ 6mm
カラー: ブラック・ラッカー
フープ: スチール・プレス 10テンション
スイッチ: 両側調整
スナッピー: ラディック 20本 内面当たり
ヘッド: 打面 レモ・コーテッド・アンバサダー
裏面 ラディック・スネアサイド・フラットタイプ
年式: 70年代後半