ドラム

SONOR Phonic Beech / Rosewood Snare D-515

 これを買ったのは、ずいぶんと若い頃だ。現在ではプチ・ソナー・コレクターとなっているが、その第一歩だ。

 当時は安いヤマハのスネア(YD-7000)1台しか持っていなかった。就職したらいいスネアを買うぞ思っており、ボーナスを握りしめてドラムシティー(コマキ楽器)に行ったのだった。その時は、国産なぞ眼中に無かった。

 今はなきフォニックシリーズではあるが、90年に生産が中止された後も、このスネアだけは日本限定として現在も作られている。ってことは日本では人気があるわけだ。

 ソナーの古いスネアについては、こちらを参照ください。

 あれ。唯一新品で買ったソナーかも。。。

 シェルはビーチで、9mmとぶ厚い。ローズウッドの化粧板が内側と外側に貼ってある。内外装がマホガニーの仕様もある。また、この時代はフープがプレスだが、後にダイキャストになる。深さはちょっと珍しい5・3/4インチだ。ラグにはスナップ・ロック "Snap lock" というクリップが付いていて、ボルトが緩みづらい仕様になっている。おかげでトルクが大きく、ヘッドの交換はめんどくさい。

 一度は友人の元に嫁いだが、出戻ってきた。

 ちょっとじゃじゃ馬で扱いが難しい。また、機嫌のいい時と悪いときの差が激しいんだ。(--;)

 最近は出番が無い。たまには使ってみようかな。

SONOR Phonic Snare D-515
  (ソナー フォニック スネア)
 サイズ:   14×5.75
 シェル:   ビーチ 9プライ9mm
 カラー:   ローズウッド(PA)
 フープ:   スチール・プレス 10テンション
 スイッチ:  片側調整
 スナッピー: ソナー 24本 内面当たり
 ヘッド:   打面 レモ・コーテッド・アンバサダー
        裏面 ラディック・スネアサイド・フラット
 年式:    80年代後半

banner
Last Update : 2007/12/15