これを買ったのは、ずいぶんと若い頃だ。現在ではプチ・ソナー・コレクターとなっているが、その第一歩だ。
当時は安いヤマハのスネア(YD-7000)1台しか持っていなかった。就職したらいいスネアを買うぞ思っており、ボーナスを握りしめてドラムシティー(コマキ楽器)に行ったのだった。その時は、国産なぞ眼中に無かった。
今はなきフォニックシリーズではあるが、90年に生産が中止された後も、このスネアだけは日本限定として現在も作られている。ってことは日本では人気があるわけだ。
ソナーの古いスネアについては、こちらを参照ください。
あれ。唯一新品で買ったソナーかも。。。
シェルはビーチで、9mmとぶ厚い。ローズウッドの化粧板が内側と外側に貼ってある。内外装がマホガニーの仕様もある。また、この時代はフープがプレスだが、後にダイキャストになる。深さはちょっと珍しい5・3/4インチだ。ラグにはスナップ・ロック "Snap lock" というクリップが付いていて、ボルトが緩みづらい仕様になっている。おかげでトルクが大きく、ヘッドの交換はめんどくさい。
一度は友人の元に嫁いだが、出戻ってきた。
ちょっとじゃじゃ馬で扱いが難しい。また、機嫌のいい時と悪いときの差が激しいんだ。(--;)
最近は出番が無い。たまには使ってみようかな。
SONOR Phonic Snare D-515
(ソナー フォニック スネア)
サイズ: 14×5.75
シェル: ビーチ 9プライ9mm
カラー: ローズウッド(PA)
フープ: スチール・プレス 10テンション
スイッチ: 片側調整
スナッピー: ソナー 24本 内面当たり
ヘッド: 打面 レモ・コーテッド・アンバサダー
裏面 ラディック・スネアサイド・フラット
年式: 80年代後半