フランク・ギャンバレのシグネーチャーであるIbanez FGMは、540S(sabre)というモデルをベースとしている。
このへんについてはこちらを参照下さい。
私が入手したのは、Ibanezの540Sだ。FGMが出る以前のフランク・ギャンバレ仕様。
このままでバランスがとれている。当初、ピックアップをギャンバレと一緒のディマジオにしようかとも思ったが、リスキーなのでやめておいた。まあIbzってのはディマジオのOEMだしね。ちなみに、ギャンバレ本人のはスーパーディストーション+HS-3。この540Sだと、フロントはPAF風、シングルはスタックタイプ・ハムバッカーになっておりHS風、リアはスーパーディストーション風だ。
例によって外せる部品は外して清掃・調整を行った。FRTも全バラ。ただし、今回はオリジナルのままで、電気関係も部品交換はしていない。
ボディもネックも非常に薄くて軽い。重さのほとんどはトレモロとペグってカンジだ。
ヴァーサタイルなギターだ。ファンクもメタルもフュージョンもいける。リアの歪みはメタルメタルしてるし、ハーフトーンも抜ける。ハーフトーン時は自動的にシングルになるスティーブ・ヴァイ・ワイアリングだ。しかし、当然ストラトやレスポールの音にはならない。ってことは、ヴァーサタイルなのって用途が限られるのかも。逆説的だな。
このギャンバレ仕様でなくても、540Sはなかなかお勧めだよ。
Ibanez 540S Custom(80年代末製)
ボディ: マホガニー 2P
ネック: メイプル ボルトオン ローズ指板
ペグ: ゴトー ロトマチック
ブリッジ: Lo-Pro Edge(フロイドローズのライセンスもの)
ピックアップ: Ibz USA フロント:F1、ミッド:C2、リア:F2
コントロール: 1V,1T,1ピックアップセレクター
カラー: デザートイエロー
追記:
売却されました。