いとこの披露宴でなんかやれとの指示が出た。ドラムソロは、新ネタがないのでちょっと消極的。なので、妹:ボーカル&ワタクシ:ギターでデュオをやろうかと。ジャズとかね。ソロギターでアドリブはできないので、仕込みでいこう。1曲だけならなんとかなるだろう。
で、会場は帝国ホテルだそうな。(--;) 親(叔父ね)は開業医で地方の医師会ではえらいらしい。としたとき、ストラトやレスポールのような、ルックス的にロックなギターはどうかなと思われる。やっぱりハコっぽいのがいいよね。そんなわけで、カタチから入るワタクシは楽器を探すのだった。
ES-335みたいなセミアコが無難かなと思った。ま、コピーのお手頃なやつでいいかと。で、ネットで当たったのだが、安いフルアコで結構かっこいいのがあるじゃん。
てなわけで買ってしまったのがこいつだ。
韓国製のフルアコで、いわゆる17インチっていうボディの幅が17インチのものだ。その昔、ディアンジェリコとその弟子であるダキストっていうギター職人がいた。二人とも亡くなっていて、その名前は日本製の楽器に残っている。その二つのあいのこのようなデザインだ。「D'angelico Newyorker」「D'aquisto Newyorker」でググると、似たようなギターが出てくることでしょう。
トップがスプルースなのでルックスは割と地味。合板だろうな。ペグがグローバーって、韓国で作ってるのかな。ピックアップは指版の終端に付くフローティングタイプ。ボリュームが1個だけのシンプルなコントロール。ルックスはなかなかよろしいのでは。
弦は011〜のフラットワウンドを張った。ではオクターブ調整と。ブリッジって、簡単に動くんだな。微調整ができないタイプだけど、そこそこ合うね。ネックはセオリー通りのやや順ぞりで。はい完了。
では弾いてみましょう。あー。必要にして十分。悪くないね。
ということで、ライブ・アット・帝国ホテルは無事終了。しかし、ボーカルはほめられまくりだったのだが、ギターをほめてくれたヒトはいなかった。(--;)
Antique Noel AJG-980 (アンティーク・ノエル)
ボディ: トップ / スプルース
サイド、バック / シカモア
ボディ幅: 17インチ
ネック: メイプル ローズ指板
ペグ: グローバー
ブリッジ: ローズウッド
テールピース: ローズウッド
ピックアップ: フローティング
コントロール: 1V
カラー: ナチュラル
生産国: 韓国
備考:
手放しました。
ルックスはいいな。