ここのところジャズギターの練習をしており、ちょっとだけ弾けるようになってきた。

　当初はフルアコを買ってみたモノの、生音が大きすぎて夜の練習が困難だ。そこで、フルアコを諦めてセミアコにしたが、このギターはルックスがかなりロック。そんな時にふと買ってしまったのがこいつだ。

　以前にもES-335を持っていたが、全く弾かないので売り払ってしまった。ああもったいない。しかしながら、335のジャズギタリストって、ほとんどいないもんね。アダム・ロジャース、カート・ローゼンウィンケル、小沼ようすけさん、昔の布川俊樹さん、思いつくのはそのくらい。

　中国製ということで、それ以上はよくわからない。ヘッドに入っている文字は・・・なんだろう？

　はい。やってきました。第一印象は「軽い」だ。3.0kgくらい。バスウッドだからかね。音は、まあ、思ったより悪くない。しかーし、フレットがガタガタ。ブリッジもびびる。

　すぐにいじってしまうのがワタクシだ。フロントピックアップのみ、ダンカンのJAZZに変更。元のはエピフォンの刻印が入っているのね。ポットはCTSに、ジャックはスイッチ・クラフトに変更。ノブは黒のトップハット、配線材はギブソンタイプに変更。この配線が大変なのね。ネットから情報をあさり、タコ糸と格闘になった。

1stトライ　あー、タコ糸がからんだ
2ndトライ　あー、そっちを先に組むとリア側が組めない
3rdトライ　なんとか組めたが、２カ所断線
4thトライ　音が出ない　あ、ジャックのところがショートしてるのか
5thトライ　やっと音が出た

　ブリッジは、ナッシュビルタイプのTOM（チューン・オー・マチック）に変更。弦は、なんとダキストのフラットワウンドが生産中止になったので、ダダリオのフラットワウンドにした。ゲージはネックをいたわり、010からの一番細いヤツにした。

　ネックとブリッジを調整。はいできあがり。

　音はまずまずだと思うんだけど、フレットがひどい。すりあわせに出さないとダメだなあ。

　それと、ノブの位置がオリジナルと違うんだよね。それくらいちゃんとコピーしなさいってカンジだ。

Chinese ES-335　（中国製のES-335）
　ボディ：　　　　　バスウッド
　センターブロック：バスウッド
　ネック：　　　　　メイプル　ローズ指板
　ペグ：　　　　　　クルーソンタイプ
　ブリッジ：　　　　ナッシュビル TOM
　ピックアップ：　　フロント：Duncan SH-2n Jazz
　　　　　　　　　　リア：Epiphone
　コントロール：　　2V、2T
　カラー：　　　　　チェリーレッド
　製造年：　　　　　不明

あれれ？