弦楽器

Fender Japan Stratocaster ST-57

 ギターでレッチリのコピバンを始めた。音は、ストラトのリアを軽く歪ませた感じがほとんど。いわゆるクランチってやつかな。なので、なんちゃって64ストラトでいける。でも、ライブをやるとすると、スペアがいるな。その対応は以下が考えられる。

1)なんか買う。
2)72ストラトをノーマルチューニングに戻し、3個目のピックアップを付ける。(当時はイングヴェイ仕様で、センターピックアップはダミーで3点スイッチだった)

 結局、両方やってしまった。

 ストラトは白だよなーとネットやらなんやらをチェックしてみたが、なかなか手頃なのが無い。ふと、あ、Y氏が白のストラトを持ってたよな使ってないよな、と思いだす。で、本人に聞いてみると譲ってくれるという。それも格安だ。ありがとうございます。

 モノはフェンダージャパンのストラトで、いわゆる57年タイプだ。シリアルナンバーがAで始まるので、85〜6年の物だ。ピックアップは、ギターが来る前にフェンダーUSAのテキサス・スペシャルを入手しておいた。これって、キャリブレイトなのね。ポジションの指定があるよ。では電気抵抗を計ってみましょう。・・・全部同じだ。Y氏は「ピックアップを交換する前に弾いて下さいよ」と念を押す。のでので弾いてみる。うむうむ。リアはまずまず。フロントとミドルは今ひとつ。特にミドルはなんかほかとキャラクターが違う。さらに、みょーにハーフトーンが抜けない。さて、ピックアップ交換で改善するのか?

 はい、ばらしましょう。シールド処理、配線材交換、ネックポケット処理。別にばらさなくてもいいぢゃんって思うでしょ。ばらすと不具合が見つかるのよ。経験的には、ブリッジとトレモロブロックを止めるネジは9割方ゆるんでる。ほーら、ゆるんでるでしょ。ペグはロック式に交換。このペグとピックアップはヤフオクで入手。はいできあがり。

 続いて弦を張る。ネックがずっこけてるね。ばきばき。弦高とオクターブの調整だが、弦をゆるめたり張ったりを繰り返していたら、弦がペグのところで切れた。それも2本も。ロック式だとこういう弱点もあるのな。弦を1セット、ムダにして調整完了。

 アンプにつないでピックアップ高の調整だ。うーみゅ。リアとフロントはそこそこだけど、ミドルがやっぱり元気がない。ハーフトーンも、前よりはマシだけどなんか華がない。ま、だいたいのセンで妥協と。

 結局売り払ってしまったのだな。

Fender Japan ST-57 (85〜6年製)
 ボディ:     不明 バスウッドかな
 ネック:     メイプル・ワンピース 4点ボルトオン
 ピックアップ:  フェンダー・テキサス・スペシャル
 コントロール:  1V, 2T, 5点スイッチ
 ペグ:      クルーソンタイプ ロック式
 カラー:     ホワイト

追記:
 売却されました。

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Last Update : 2006/08/22