青木智仁モデルだ。
青木さんは、角松敏生のバンドで脚光を浴び、自らのバンド「ソース」(カタカナだとかっこ悪いな)やディメンションのサポート、スタジオミュージシャン(スピードのボディ・アンド・ソウルなど)など、多方面で活躍されていた。何度か宇都宮でもクリニックを行っており、ラブサウンズでやった時は、同行の江口信夫さんに私のドラムセットを提供したこともあって、お話しすることもできた。やんちゃなカンジが、それっぽくて良かった。
惜しいヒトを亡くした。
青木さんはマーカス・ミラー・フリークで、このベースもマーカスの仕様とかなり近い。基本は70年代のフェンダージャズベースで、アッシュボディに貼りメイプル指板のネックだ。それに加えて、ブリッジにバダスII、プリアンプはバルトリーニTCT、ヒップショットDチューナーという内容である。また、ピックガードはボディと弦とのスペースを適性に保つという目的で付けられており、厚さは4mmと通常のものより厚い。また、マーカスや青木さんのにはピックアップ・フェンスが付けられているが、私は外している。
通常は2ボリュームであるが、1ボリューム・1バランサに変更している。アンプ直だと2ボリュームでは使いづらいよね。
これは、ホントにいい音がする。スラップはばっちりだし、2フィンガーもいい。なお、初期型で、プリアンプも素のTCTだ。
しかし、一度アトリエにチューンアップに出したことがあるのだが、弦高を少し高めにしてくれとお願いしたら、「うちにはうちのやりかたがあるので、それはできない」てなことで、べたべたで帰ってきた。いいんだかわるいんだか。。。
やはり、スラップは4弦です。
Ateriel Z M-245 (アトリエZ)
ボディ: アッシュ2P(ヘヴィー)
ネック: メイプル 貼りメイプル指板
ペグ: ヒップショット Dチューナー付き
ブリッジ: バダスII
ピックアップ: アトリエ オリジナル
プリアンプ: バルトリーニTCT
コントロール: 1V, 1バランサ, High, Low
カラー: ナチュラル