イベント

97/5/4 神保彰セミナー at 宇都宮 島村楽器

日程:
 97年5月4日(日)
場所:
 島村楽器 宇都宮店

 カシオペア、ジンサクなどで有名な、神保彰さんのセミナーが、宇都宮パルコ内の嶋村楽器で行われた。連休中で、フツーは行きづらい日程ではあったが、万障繰り合わせて(うそ)参加した。

 ちょっと早目に行き、左前方1mの最上席を確保、楽器のチェックを行い、待つこと30分、神保さんが登場した。

 内容はトリガーを使ったデモ(キックとタムにセンサーを配し、加えてパッド5個でDTXと01Wを鳴らしながら演奏するもの)、ソロ、質問に答える、という形式であった。ソロは、ビデオでおなじみのスタイルだが、新曲(新構成?)であった。

 最近はビデオやドラムマガジンなどで情報が得られるため、それほど驚くことは無くなっている。これは青木さんのベースセミナーでも同じであった。よって、ビデオなどでは得られないことを質問するのに意義があるのだが、本セミナーでは、あらかじめ質問を記入したものを司会のお姉さんがまとめて質問していくという形式をとっており、一般的な質問(楽器、チューニング、練習法など)が多く採用され、その他の質問は自分を含め3件という少なさであった。日本人の特性上、質問が出づらいことからこういった形式にされたと思われるが、もう少し質問の時間をとって欲しい。もっと聞きたいことがあったのにな。。。

 演奏はすごい。確かにすごい。でも昔のスタイルの方が良かったという声もちらほら。昔はスティーブ・ガッドタイプのフレーズが多かったが、最近はシングルストロークでの6連や、32分のフレーズが多い。

 とりあえず、そばで見られたし、ヘッドにサインも貰ったということで良しとしよう。

追記:
 アメリカでこの手のセミナーが行われると、質問の山となるらしい。そのうちの多くは「売り込みの方法」とか「どのようにチャンスを得たか」などの、プロになる方法についてだそうだ。確かにビデオでは得られない情報だ。また、MI(アメリカの音楽スクール)には「プロモーションセミナー」(だったかな)という、プロになるための売り込み方、話法にとどまらず、握手の仕方や笑顔の作り方などの講座があるということだ。

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Last Update : 2003/07/03