日程:
2000年2月18日(金)
場所:
六本木 ピットイン
メンバー:
小野研二(tp,flh), 山口真文(ts,ss), 入江宏(key), 和田アキラ(g), 永井敏己(b), 榎本吉高(ds), ゲスト:清水秀子(vo)
会場の入りは寒く、観客は男性2名、女性約10名であった。なんとなく大学時代のライブ活動を思い出す。連チャンでライブをやると男は飽きて来てくれないけど、女の子はけっこう義理堅くて来てくれるんだよね。その寒さのせいか、かぜで一週間会社を休んでしまった。
という間に演奏は「ソー・ホワット」から始まった。その他はおそらくオリジナルと思われる曲で、ゲストを迎えてのボーカル曲はスタンダードであった。オリジナルは1コードで延々ソロをまわすフュージョンタイプの曲が多く、ちょっと飽きてしまった。
テナーはなかなかかっこよろしい。ちょっとバップなソロが美しく好きなタイプである。リズム体はなかなかタイトで、ベースの永井氏のフレットレスはよろしいね。ドラムの榎本氏は今回初めて見た。松岡直也バンドなどで叩いており、有力な若手という話を聞いており一度見たかったのだ。演奏は比較的オーソドックスでストレートな感じで、どこの誰に似ているということがない。やや派手さに欠けるかも知れない。盛り上がり時のインパクトはやや薄いかな。また、ハイハットやライドのアクセントがあまり強くないのが特徴かも知れない。和田氏はあいかわらずである。歪みとクリーンでアンプを独立させているのだが、今回の歪みはブギーだったが、前は違うブギーだった気がする。
MCによると、リーダーの小野氏がピットインのヒト(店長?)であるようだ。新宿2丁目方面の話題で盛り上がっていた。
きっともう行く事はないだろうなあ。
楽器のコーナー
ギター:
和田アキラモデル。ブギーとピーターソンとコルグA1その他。
ベース:
永井敏己モデル。クラウンのパワーアンプとSWRゴライアス2。
ドラム:
DWの20BD,10,12,13TT,16FTのタム浅胴、キック深胴。全部RIMSでハードウェアがヤマハ。
スネアは暗くて不明。DWではなかった。ふるーい感じの音で、きっとメイプル5インチのクラシック系。こういう音ってはやりなのかな。
シンバルは右から8,16,12,20,クローズハット,16というフュージョン平凡セット。8〜20と並べて、んでその外側にクラッシュもう1枚とチャイナなどのエフェクトというセッティングって多いね。デイブ・ウェックル、ビニー・カリウタ、神保、私もそうだ。