日時:
2000年7月22日(土)
場所:
結城市民文化センター 展示室
メンバー:
森山威男(ds), 田中信正(pf), 望月英明(b), 井上淑彦(ts)
ドラマガに日本一のジャズドラマー大坂昌彦さんの連載がある。そこに大坂さんのスケジュールが載っているのだが、ふと見ると「22日 宮本貴奈(結城)」と書いてある。結城のライブハウスに来るのかなとジャズライフを見ると「結城ジャズフェス」とあるではないか。こんなのがあるのかと結城市役所に詳細を問い合わせると、第一部が「森山グループ」とのこと。こりゃ森山威男かいな。こりゃ行かにゃ。ということで行って来た。
名称がサマーコンサートというひねりのないものだが、内容はジャズフェスであった。5回目だそうだが、こんなのがあるなんて知らなかった。
第一部の森山グループの会場は「展示室」というこじんまりしたところで、直近で演奏を見ることが出来た。曲はオリジナルが主体でスタンダード(曲名がわからない)が1曲となぜか「見上げてごらん夜の星を」が演奏された。ほとんどがモードの曲でかなりフリーな曲もあり、一般には受け入れられづらいかなという演奏であった。とはいえ、最後の曲は板橋文夫さんのオリジナルなのだそうだが、きれいなバップでなかなかかっこよかった。こういう演奏も、ま、当たり前なのだろうがうまい。ジャズは難しいなと思うのであった。
ドラムは叩きまくりで、バラードでもひっぱたくコーナーがあった。1拍目と2拍目を強調するパターンが多かったのが気になった。若干単調でちょっと古いスタイルなのかなという気もするが、これはこれでありかなという感じである。でも、ブラシがとても素晴らしかったのが印象に残った。
ベースアンプがマーシャルだった。珍しい。ベースのピッチがすごくいいのが、なぜか記憶に残るのであった。
この演奏を楽しめた人は、何人くらいいたのだろう。
楽器のコーナー
森山威男
パール MR 18BD,12,13TT,14,16FT
スネアは・・・MR 14×5・1/2だったような。
ハイハットがイスタンブールで、クラッシュ(シズル付き)・ライド・チャイナ(シズル付き)は不明。ライドは切り欠きがある。