日程:
03年4月29日(火)
場所:
新宿 ピットイン 昼の部
メンバー:
江藤良人(ds), 佐藤帆(ts), 和泉聡志(g), 安東昇(b)
平日昼のピットインは1,300円。これで1ドリンク付きなので、アマより安い。それに最近話題のドラマー、江藤良人が出るというので行ってみた。綾戸智絵なんかのバックで叩いている、新進若手ジャズドラマーだ。ソロアルバムも出ているが、聞いてない。
時間ぴったりに行ったら、まだリハをやっていた。15分押しで入場し、最前列右のドラムが一番よく見える位置を確保した。HGTの先輩である横山信義氏の処女作「鋼鉄のリヴァイアサン」を読みつつ待つのであった。これって、私(ま、名字だけ)も出てくるんだよね。
Gのモードの曲でステージはスタートした。ジョン・マクラフリン時代のマイルスバンドのようだ。なるほどねえ。続いてブルースフォームの曲。ドラムは、森山威男を現代風にした感じか。左手はずっとロールしてる。レガートは平坦でスクエアな感じだ。この辺はまだおとなしかったのだが、続く2コード往復の曲ではギターがうなる。歪む。ワウる。フィードバックる。ふう。
2ndセットはさらにすごい。ラウンドミッドナイトはいわゆるロッカ・バラード、ふるっぽいロック調6/8バラードにアレンジされていた。なんじゃこりゃ。続いてフリージャズ。弾きまくり叩きまくり吹きまくりモードに突入した。ううう。さらに、パワーコードのロックビート。最後にギターは弦をひっかきまくって切ってしまった。
こんなにアバンギャルドだとは思ってなかった。
女の子は連れて行けません。こんなのでは口説けないので要注意でしょう。
Set List
1st
Gのモード
ブルース
2コード往復
2nd
ラウンドミッドナイト ロッカバラード
フリーから4ビート
パワーコード
楽器のコーナー
ギター:
ヤマハのSA。珍しい。
マルチエフェクタ、ワウ、歪みものなどが足元に転がっている。しかし、サンプル&ホールドを使うギタリストを初めて見たよ。
アンプは3台あったが、マイクが立っていたのは、ヤマハF-100-112
こんな機材だとジョンスコあたりがイメージだが、全然違う。意外とコーダルだが、バップフレーズは少ない。あまり見たことのないスタイルだ。
ドラム:
CANOPUS 18BD,12,13TT,14FT,14×6 1/2SD
タムホルダーがヤマハだ。
PAISTE 15HH,20,22,19
最近パイステにスイッチしたらしい。