ライブ

03/7/24 ケイ赤城 3 at 古河 アップス

日程:
 03年7月24日(木)
場所:
 古河 アップス
メンバー:
 ケイ赤城(pf), 杉本智和(b), 本田珠也(ds)

 2度目のアップスだ。しかし、HPのスケジュールに載ってるメンバーの名前が間違ってる。漢字が10個しかないのに2個も違ってるよ。(--;)

 今回は車で行ってみた。家(宇都宮駅東)から1時間10分で着いた。距離が50kmくらいなので、平日の夕方という時間を考えればまずまずか。知り合いは5時に宇都宮を出て2時間以上かかったとか。

 客の入りはもひとつ。おおむね30人弱くらいかな。でも比較的若い人が多い。いいことだ。

 9時ちょっと前から1ステージ目が始まった。オープニングは、新譜「A Hint of You」に収められている「Evening Hymn」「A Hint Of You」「Vertical Fragments」のメドレーだ。構成はオリジナルがほとんどで「On Green Dolphin Street」などのスタンダードが数曲演奏された。ピアノでイントロが演奏され、リズムがはいるというパターンが多い。意外なところではMISIAの「Everything」だが、これは。「A Hint Of You」にも収録されている。

 オリジナルは、あまりテーマ・メロディが明確ではないが、リズムのキメが多いというちょっと特徴的な曲作りだ。インプロビゼイションによる部分から、突如としてキメが入るというイメージになっている。また、いわゆる4ビートの曲はほとんど無かった。リズムはややファンク寄りで、ベースもウォーキングではない曲が多い。2ステージ最後の曲は4ビートだったが、それでもドラムのフット・ハイハットは2,4拍に入れない。おそらくオーソドックスなアプローチをしないというのがコンセプトなのだろうか。

 ピアノのインプロビゼイションを生かすという曲作りであるため、好き嫌いはほとんどがピアノにかかっている。自分がどうかというと、ちょっと消化できてないという感じだ。バップの呪縛をおそらく故意に除いたフレーズ、やや平板なリズム割り、うーみゅ。周囲の受けは良かったのだが、ちょっと待ってねというところか。

 ドラムの本田さんは、私のアイデアル・ジャズドラマーである。しかしながら、この曲調でこのアプローチってのは失礼ながらもひとつしっくり来ないという印象だった。

 新譜「A Hint of You」を現地で購入し、ケイ赤城さんにサインをしてもらった。これをもう少し聞き込んでみよう。

楽器のコーナー

ベース:
 アンプはウォルター・ウッズにエピファニのキャビネット。12インチかな。

ドラム:
 グレッチのスクエアバッジ。18BD, 12TT, 14FT
 スネアはグレッチのラウンドバッジ。5×5半のウッド(詳細不明)
 枯れたハイハット。シンバルは2枚のみ。SABIANの18とzildjianの20。
 ペダルはヤマハFP-720。これ、多いね。 

banner
Last Update : 2003/12/01