日程:
04年7月21日(水)
場所:
宇都宮総合文化センターサブホール
出演:
佐藤竹善(vo, pf, g)
佐藤竹善はシング・ライク・トーキングのボーカルだ。シング・ライクもソロも結構好き。その佐藤が宇都宮に来るという。ならば行くかということで、チケットを買ってみた。チケぴのネット購入で、発売時間に待機。えいえい。無事ゲットできたのだが、なんとE列。ってことは5列目か。わーい。あのキャパが300くらいのサブホールで5列目っていったらすごいよ。と思ったら、当日行ってみると下の段が1列から始まり、上の段がA列から始まってる。てなわけで、そんなに近くではなかった。
買った後に情報を調べてみると、今回のツアーは「CHIKUZEN SATO TANDOKU TOUR '04 “Welcome to my room”」という名称だ。ん?「TANDOKU」ツアー? ソロなんだろうけど「TANDOKU」ってどういうことよ。え、ひとりだけ? 弾き語り? (--;) ヤフオクで売ってしまおうとも思ったが、一応音源を入手してみた。「Cornerstones」、「Cornerstones 2」、それと、塩谷哲とやってるソルト&シュガー。うーむ。ま、近いし、行くか。ついでといっては何だが、シング・ライクもCDをそろえてしまった。
予想したとおり女性が多く、8割くらいか。ステージには上手にベンチとGibson ES-135とJC。真ん中にいすがひとつ。下手にはオリジナルの装飾箱に入れられたエレピだ。
自身の選曲によるへーんな取り合わせのBGMが落ちると、佐藤が登場する。上手のベンチに腰掛け、ギターを手に取り、オープニングはBGMで流れていた「真夜中のギター」を4小節。本編の1曲目は「ノルウェイの森」だ。意外と(失礼)ギターは流暢だ。続いてエレピに移動し、飛鳥の「はじまりはいつも雨」を弾き語る。これまたなかなか達者。で、トークがおもしろい。アコギに持ち替えての「恋を抱きしめよう(We Can Work It Out)」ではすぐに弦を切ってしまったが、スペアが無いということでローディーが弦を張り終わるまでトーク。ほとんどトークショーのようだった。
「Tokyo City Serenade」は、クリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティー・セレナーデ」(英題は Arthurs Theme)のニューヨークを東京に変えたもの。ドラマの主題歌として使われたそうだ。
当初、行くかどうか迷っていたのだが、なかなか良かった。歌がうまいっていいね。また、選曲がかなりツボにはまっている。音楽的バックボーンが近いんだろうね。ラストのチャカ・カーンなんか大好きだし、「恋を抱きしめよう(We Can Work It Out)」も、きっとチャカが在籍していたルーファスのカバー版の方。それから「呪われた夜(One of These Nights)」も大好き。
会場限定発売のCDを買って帰るのだった。
Set List
Norwegian Wood / Beatles
はじまりはいつも雨 / ASKA
木蘭の涙 / Stardust Revue
Amanogawa / SKOOP
Tokyo City Serenade / Christopher Cross
Desperado / Eagles
春になれ / Chikuzen Sato
ZERO / Chikuzen Sato
Ya Ya (あの時代を忘れない) / Southern All Sters
We Can Work It Out / Beatles
One of These Nights / Eagles
Wind of Change / Chikuzen Sato
十三夜の月 / Chikuzen Sato
encore
Spirit of Love / Sing Like Talking
Through the Fire / Chaka Khan