ライブ

04/7/25 ロック・オデッセイ2004 at 横浜国際総合競技場

日程:
 04年7月25日(日)
場所:
 横浜国際総合競技場(新横浜駅そば)
出演:
 HY, TRAPT, Black Eyed Peas, L'Arc-en-Ciel, Lenny Kravitz, Red Hot Chili Peppers, E-YAZAWA

 ずいぶん出遅れてしまったが、ロック・オデッセイ2日目のチケットをゲット。ま、観られればいいかと。

 ラー博で2軒ハシゴし、会場に入る。席は向かって左側のスタンド1階で、結構上の方。スタンド2階が張り出しているおかげで陽は当たらないし雨の心配もない。当日は薄曇りで、前日より気温は低いがむしむしする。

 Black Eyed Peasの演奏が始まっていた。かなーりポップなラッパー。なかなかかっこいいね。しかし、なんとなく会場の空気になじめず、呆然と観ているのだった。寝不足と暑さも要因か。音は思ったよりもいい。

 演奏終了後に会場周辺をチェック。iPod miniのブースがある。おお、小さいな。しかし、5GBはちょっと足りないかも。Tシャツなどのグッズはほとんど完売。エスニックフードのスタンドはこの辺ね。

 続いてラルク。このバンドは全然知らない。「ボーカルってなんてヒト」と同行の友人に聞いてあきれられる。で、音はぐしゃぐしゃ。ディストーション・ギターががーっと鳴ってるような曲はこういう会場には不向きか。でも、花火などで演出されていたし、メンバーはスタジアム慣れしているね。

 んで、レニクラ。一応盛り上がってみた。このヒト、ギターを弾くのはもちろん、寝っ転がってベースも弾いていた。ドラムも叩いていたが、その後に正規ドラマーのソロがあった。シンディ・ブラックマンではないオトコだった。レニーは「Are you gonna go my way」でアリーナをひと回りしていた。アンコールはCMでおなじみの「Let Love Rule」。当然やると思っていた「Rock and Roll Is Dead」は演奏されなかった。この日にそなえて近作をチェックしておいたのだが、どーもポップね。もう少しハードにいって欲しいな。ともあれ、全体になかなか良かった。

 さて、本命のレッチリだ。オープニングは「Can't Stop」か・・・。選曲は近作の「By the Way」「Californication」からがほとんど。しかーし、この2枚はあんまり好きでない。「One Hot Minute」以前の方が好きなのだが、「One 〜」はギターのジョン・フルシアンテが参加してないことから演奏されないし、それ以前の曲もほとんど無い。ライブDVDも、最新の「Live at Slane Castle」は好きじゃない。「Off the Map」の方がずっといい。

 アンソニーの声はいまひとつ。ベースもよく聞こえない。ギターはラフ。なんとも乗り切れず、途中で座ってしまうのだった。あああ。

 「Right on Time」で気を取り直し立ち上がる。アンコールはフリーのトランペットソロから。ビリーズ・バウンスのテーマでしめると、ジョンが「Under the Bridge」のイントロを弾き出す。「Give It Away」が一番盛り上がっていたのがせめてもの救いか。

 こんなレッチリだったらもう観たくないな。

 E-YAZAWAをパスして帰途につくのだった。

Lenny Kravitz Set List
 Where are we running
 Always on the run
 It Ain't over 'Till It's Over
 Again
 California
 Fields of Joy
 Dig In
 Fear 〜 drums solo
 Fly away
 Are you gonna go my way
encore
 Let Love Rule

Red Hot Chili Peppers Set List
 Can't Stop
 Around the world
 Scar Tissue
 By the Way
 Fortune Faded
 Otherside
 Throw Away Your Television
 Universally Speaking
 Get on Top
 Red Hot Mama
 Brandy
 Leverage of Shame (new song)
 Don't Forget Me
 Purple Stain
 Californication
 Right on Time
 Parallel Universe
encore
 Under the Bridge
 Give It Away

楽器のコーナー

Black Eyed Peas
 ドラムはTAMAのスタークラシック。出音はなかなか良かった。ファンク系の方がスタジアム向きかも。

L'Arc-en-Ciel
 ドラムはパールのツーバス。このヒトってユキヒロ?
 ギターはストラト。聞こえづらかった。

Lenny Kravitz
 レニクラのギターはサンバーストのレスポール、フライングVとなぜかフルアコ。
 ドラムはDWでコーテッドのヘッド。ドラマーは不明だが、なかなか良かった。
 キーボードは本物のローズにハモンド。ハモンドの上には黒のケースに隠された赤いキーボードが。おそらくクラヴィアのノード・エレクトロ。

Red Hot Chili Peppers
 ジョンのギターはいつものサンバーストのストラトとテレとホワイト・ファルコン。それに加えて、黒のレスポール・カスタムを使用した。意外。アンプはマーシャルの3段積みが3本。
 フリーはいつものモジュラス。アンプはGK。
 ドラムはパール製自身のシグネーチャー。青いやつ。

banner
Last Update : 2004/07/27