ライブ

04/10/1 キリンジ at 宇都宮 VOGUE

日程:
 04年10月1日(金)
場所:
 宇都宮 VOGUE
メンバー:
 堀込泰行(vo,g), 堀込高樹(g,cho), 立川智也(b), 鈴木達也(ds), 大山泰輝(key,cho), 中山努(key,mandolin), 真城めぐみ(cho)

 「KIRINJI STANDING TOUR 2004」と銘打たれたツアーは、比較的小さめの会場を回る。その後半初日だそうだ。武道館でやるようなアーティストを、こんな小さな箱で見られるのはうれしい。

 愛車VRXを駆り、ま、ひとりだし、はいれりゃいいかなくらいの気持ちで20分前に到着。ヘルメットをロッカーへと・・・入らないや。(--;) 降りていくとすでに会場はいっぱい。最終的には超満員となり300くらい入ったのかな。男女比は3:7くらいか。思ったより平均年齢は高く、30代と思われるヒトも多い。

 客電が落ち、メンバーが登場する。オープニングは「Music!!!!!!!」だ。最新のオリジナルアルバムは1年前ということもあり、MCでも言っていたように古い曲から新しい曲までまんべんなく選ばれている。

 演奏は地味ながら非常に着実だ。アルバムの再現性はかなり高い。兄のギターはうまいというタイプではないが、バッキング、ソロとも味わい深い。リズム体はタイトで無駄のない演奏だ。音響もまずまずで、照明はツアーのスタッフなのだろう、曲とそこそこマッチしている。

 会場のノリは比較的穏やかで、軽く揺れる程度だ。手拍子も少なめ。となりのおにいちゃんが、しきりに声を出している。

 「イカロスの末裔」「風を撃て」とワタクシの好きな曲でまくりに入り、ラストは「僕の心のありったけ」。アンコールでは名曲「グッデイ・グッバイ」を聴くことが出来た。

 終演後ステージ前で楽器チェックを行う私だったが、一般人比率が高いんだろうな。バンドにーちゃんみたいなヒトはほとんどいなかった。

 開演を待っている時に、「スティーリー・ダン」というルンバ、もとい、単語が聞こえてきたが、確かに相通ずるものはある。このキリンジは、貴乃花や輪島、もとい、スティーリー・ダン、スティービー・ワンダー、オフコース(やっさん)が好きな人はチェックする価値がある。

 帰りには天下一品に寄るのだった。またラーメンかい。

Set List
 Music!!!!!!!
 カメレオンガール
 水とテクノクラート
 野良の虹
 ダンボールの宮殿
 休日ダイヤ
 代官山エレジー
 エイリアンズ
 鋼鉄の馬
 茜色したあの空は
 ブルーゾンビ
 冠水橋
 十四時過ぎのカゲロウ
 嫉妬
 P.D.M.
 Drifter
 イカロスの末裔
 風を撃て
 ムラサキ☆サンセット
 僕の心のありったけ
encore
 口実
 グッデイ・グッバイ
 YOU AND ME

楽器のコーナー

兄:
 Gibson Les-Paul Deluxe チェリーレッド
 Gibson ES-335 ブラウン・サンバースト
 アンプはBognerのコンボ
 いわゆる「いい」音ではない。ちゃかちゃかしたクリーンと、強めのクランチくらいの歪み。ちょっとウォルター・ベッカー(スティーリー・ダンのギタリスト)風でもあるヘタウマフレージング。風采もおたくっぽいけど、機材もおたくっぽい。レスポール・デラックスだもんね、ミニ・ハムバッカーの。エフェクターもMXRやLINE6のStomp Boxシリーズなどなど。このStomp Boxってけっこう使ってるヒト多いけど、いいのかな。

弟:
 Fender Telecaster 白、ローズ指版 62年タイプ
 アンプはKochのTwin Tone Combo 意外なセンだ。
 アンコールではトーキング・モジュレーターも使っていた
 シングル・カッタウェイのアコギ。ブランド不明。

大山:
 YAMAHA EX7 かな?

中山:
 Hammond XB-3
 Clavia Nordlead2
 その他音源

ベース:
 Fender Jazz Bass サンバースト
 アンプはWalter WoodsにEpifaniという、どフュージョン仕様。

ドラム:
 YAMAHA **** Custom Absolute Nouveau ブルー・スパークル 22BD,10,12,14,16TTくらいかな、オールタム。
 スネアはMaple Customの5半
 zildjian cymbals
 どタイトなリズム体。粒立ちがよく、きれいなドラムだ。

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Last Update : 2004/10/05