ライブ

04/10/24 岡崎好朗 4 at 上野 G.H.nine

日程:
 04年10月24日(日)
場所:
 上野 G.H.nine
出演:
 岡崎好朗(tp), 吉田桂一(p), 上村信(b), 小山太郎(ds)

 最近、まじめにドラムを習いだしている。その小山先生の演奏を聴きに行った。

 岡崎好朗がリーダーのバンド、というかセッションだ。選曲はすべてスタンダードで、オープニングは「Straight No Chaser」だった。岡崎のトランペットが素晴らしい。コントロールされた音色と多彩なフレーズ。比較的淡々と音をつなぎ、あんまりブルージーではない。かっこいいな。岡崎は、昨年ソロアルバムを出しており、多田誠司、大西順子、守屋順子などのグループで活躍しているとのことだ。うまいヒトっているんだな。

 ベースは大坂さんでおなじみの上村信だ。リズム体はぐいぐい引っ張る。で、ピアノがかなーり後ろ。これにジャストなペット。おもしろいとりあわせだ。

 ピアノはあんまりタイプではないなと思った。しかし、途中で1曲飛び入りがあったのだが、ずいぶんと音が違う。吉田の方がクリアで通る。ふーん。

 このセッション、会場の都合でリハは全く出来なかったそうだ。しかしながら、構成もぴたりと決まる。さすがだ。小山さん本人もよくまとまっていると語っていた。中には数回聴いたことがあるだけという曲もあったそうだが。

 「What a Wonderful World」をこんな風に聴くのは初めてだ。「Mr. P.C.」はマンハッタン・ジャズ・クインテットがやってる+8小節に慣れてしまったので、無いと収まりが悪く感じてしまうな。「Record Me」って意外と演奏されないよね。

 ビルの最上階にあるライブハウスなのだが、意外と音はいい。バランスも良好だった。

 ということで岡崎好朗っていいかもしれない。CD買おうかな。

 1ステが8〜9時、2ステが10時〜11時。ギリギリで1本前の宇都宮線を逃し、最終になってしまった。

楽器のコーナー
 YAMAHA YD-9000R 18BD,12TT,14FT
 お店の。ペダルもお店のだそうだ。1ステのドラムソロではペダルのバネを調整するねじがゆるみ、やばいと思ってソロを切り上げたとか。
 SONOR Signature HLD-593 14x4
 ブロンズ削り出し胴の超重量級。ピッコロなのに、18のキックと同じくらい重いんだそうだ。弟子であるスピッツの崎山龍男に貸していたのを回収したそうで、最近はよく使っているとのことだ。
 istanbul Mehmet Heavy Crash 17, Mehmet Flat Ride 20, Hi-hat Heavy (top) / Medium (bottom) 14
 Paiste Accent Cymbal 4,6,8
 いつもの。
 スティックはVATERのエンドースを受けているそうで、5Aをちょっと短くした自身のシグネーチャーモデルを使っている。NY時代はLAから直送だったが、日本に戻ってきてからは船便だそうで、運搬中にしけるそうだ。イマイチ調子が悪いとか。NYから持って帰った状態がいいものが、あと数セットしかないらしい。また、保存は乾燥剤を入れたケースにしまっておくそうだ。その調子が悪いのを1セットもらった。下駄箱の上に、神保さんのサイン入りヘッド、菅沼さんのサイン入りヘッド、クドー(アースシェイカー)のスティック、と並んで置いてある。

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Last Update : 2004/10/26