日程：
　2006年2月25日（土）
場所：
　　お茶の水 NARU　
メンバー：
　太田剣(ss,as), 村井秀清(pf), 鳥越啓介(b), 大槻"カルタ"英宣 (ds)

　大学時代の友人が上京するということで、旧交を深めがてら行ってきた。

　前回の大坂さんの時を考慮し、ちょっと前に電話を入れておいた。すでに満席で、相席になるとか。人気あるんだね。開演前には、立ち見も出るほどの超満員だった。

　曲は太田さんのオリジナルとスタンダード少々。近々アルバムが出るそうで、オリジナルはそこからの選曲のようだ。例によって３ステージ制で、新幹線の時間という制約からそのうち２ステージを見た。

　オープニングは、アルバムのタイトルチューン「Swingroove」だ。全体に、いわゆるコンテンポラリー・ジャズか。４ビートにとらわれず、いろんなリズムアレンジが施されている。メセニーの「Song for Bilbao」がとりあげられていたし、「酒とバラの日々」はテーマのインターバルを長めにとり、リズムはアフロでベースはリフというアレンジだった。

　太田さんは大坂さんのライブで何度か見ている。バップ色の薄い、多弁なサックス。しかーし、あんまり好きとは言えない。特に、ソプラノはイマイチ。ドラムは、手数は多いが割と好きなタイプ。もう少しオフビート（２・４拍）が強い方がいいが、故意にフラットなカンジにしているのかも知れない。ベースも音価が好み。ピアノもかっこいい。フレーズもいいしリズムがすっきりしている。てなわけで、リズム体は結構好きだ。

　なんでこんなに人気があるのかな。

楽器のコーナー

ドラム：
　ソナーのライト。店のセットだ。バーチの薄胴で外装はローズウッド。サイズは、18BD,12TT,14FTの３点。
　スネアはロイ・ヘインズ・モデル。ハンド・ハンマード・コパーの５半。ワンピース胴の旧モデル。
　シンバルはたぶん、Zildjian 22 K constantinople light ride, 20 K constantinople medium ride。ハイハットは不明。
　グリップは左右フレンチ。ブラシもフレンチ。イスが高い。
　ブラシはじっくり見てしまった。バラードにおける左手のスイープが特徴的だった。なるほどねー。