日程:
07年4月12日(木)
場所:
青山 ボディ&ソウル
メンバー:
小沼ようすけ(g), 坂本竜太(b), 大坂昌彦(ds)
初のボディ&ソウル。確かにわかりづらいとこにあるね。ブルーノートの近く。
ライブの趣旨は、本人のブログにもあるとおりで、トリオとしては初の顔合わせだそうだ。
オープニングは、ジョージ・ベンソンの演奏で有名な、という割に曲名が出てこない。まずはエレガットでの演奏だ。リズムはラテンで、ドラムの左のクローズ・リムショットと右のリム打ちをからめたフレーズがかっこいい。2曲目からES-335に持ち替える。フロントピックアップ+クランチという、ジョンスコ型でファンクチューンだ。全編ピックを使わず、フィンガーピッキングだった。ジェフ・ベックか。(タカ&トシ風に)
音はクランチなので、泥くさ方向なのだが、演奏はちょっとスマート目なギターだ。ファンクでも香津美みたいなねちっこさはなく、フレーズ自体はクリーンなんだけど、音がダーティー。器用だけどオリジナリティーが不足か。ま、上記がオリジナリティーなのかも知れないが。
なぜかギター弾きたいなー、と思わせる演奏だ。
ベースは、ねちこいファンク。音も中域が出てる。バッキングは音数が少なめだが、トリオの割にトーナリティーがきっちり出ている。ソロのスラップも含め、かなり黒い。
全5曲中、4曲がファンクチューンで、4曲目だけが4ビートだった。なので、思いっきり大坂ファンクを堪能できた。しかし、どんなセットを叩いても、大坂さんの音がするな。好き嫌いは置いといて。
ラストは、アクチュアル・プルーフ。TKYでよくやっている曲だ。大坂さんと大槻カルタとの対比がおもしろい。ドラムソロはギミックっぽいフレーズが盛りだくさんだった。
てなわけで、大坂昌彦・プレイズ・ファンク。まー、好き嫌いあるだろうな。
なんでフィンガーピッキングなんだろう?
Set list
*** / George Benson
Windjammer / Grant Green
*** / 小沼
*** / 小沼
Actual Proof / Herbie Hancock
(1stのみ)
楽器のコーナー:
ドラム:
パールの古いセット 18BD,12TT,14FT
店のでしょう
ヤマハ コパー旧型スネア 14x5.5
いっこ前の型。胴はまだシームレス。ラグはメイプルカスタムのやつ。
フープがダイキャストに変更されている。
今回はファンクチューンが多いので、このスネアになったと思われる。
シンバルがヘン。14 Zildjian old-K Hihats はいつもの。ライドが向かって右から、20、20、22(シズル付き)なんだけど、20の2枚はZildjian Constantinople Hi-Bell Rideだと思われる。厚さが確認できないが、聞いたカンジのピッチがほとんど同じ。なぜ、こんな選択なんだろう。Hi-Bellも初登場(ワタシが見た限りね)だし。わかんねー。
今回、ファンクチューンばっかりだったので、左手はほとんどフレンチ。しかーし、人差し指は外れている。右手は人差し指を使うけどね。
音量コントロールか、極端にスティックを短く持ったりする。
右足は、ほぼ全編ヒールダウン。最近、体のバランスが気になって悩んでおり、解決してない。
ギター
タイラー ナイロン弦のエレアコ 1曲目のみ使用
Gibson ES-335 ギブソン・ギターコンテストの賞品
コッホ ツイントーン(IかIIか不明) 意外なアンプだ
若く見えるけど、けっこうトシ食ってるんだな。
ベース
クルーズのジャズベ 白/ローズでバダス付き 音はパッシブかな
アンプはトレースエリオットで、本人のか店のか不明。ジャズバーでトレースはないか。