日程:
08年6月14日(土)
場所:
宇都宮 英国屋 2Fスタジオ
メンバー:
大坂昌彦(ds), 鈴木央紹(ts), 古野光昭(b)
宇都宮に英国屋というアンティークショップがある。そこの社長がジャズファンで、ドラムも叩く。彼は大坂昌彦さんのファン。で、大坂さんを宇都宮に呼んでライブを開催している。いいよねー。自分が好きなミュージシャンを呼んで、自分の施設でライブが出来るなんて。
前回のレポートはこちら。 ずいぶん違うので、参照下さい。
観客はおよそ30名くらい。前回より減ってしまった。ほとんどは、店のお得意さんだと思われる50代以上の熟年カップルだ。おそらく、普段はジャズを聴かない層がほとんどだろう。
開場時間のちょっと前に一番乗りし、大坂さんの左2mの好位置を確保。って、知り合いが手伝いをしていて、席を取っておいてくれたので、ゆっくりでもよかったのだった。
オープニングはブルースナンバー「Blues Connotation」だ。
今回は、ややスタンダードな選曲だ。フォーマットがピアノレスということからか、大坂さんが飛ばす飛ばす。こんなに叩いていいのかしら。アプローチも、民間人対象のスタンダードジャズだった前回とはうってかわって、かなーりコンテンポラリー。ありがちな反応を排除し、ストーリーを作っていくカンジ。これで、次回はさらに集客が減るだろう。
テナーは比較的コンテンポラリー。ブルース色は薄く、かといってそんなにバップしてない。なかなかいいカンジだ。ベースは、音色のせいもあるのか、かなり後ろに聞こえる。というかドラムが前というか。割とオーソドックスなフレーズのバッキングと、意外とトリッキーなソロを聞かせてくれた。
ラストは高速「Summertime」。大坂さんは歌わないソロをきめる。アンコールはリクエストに応えて「Five Spot」。これって、生で聞くのは初めてだ。
てなわけで、大坂昌彦・プレイズ・コンテンポラリージャズ。なかなかハードな演奏だった。
Set list
1st
Blues Connotation
Up Jumped Spring
In a Sentimental Mood
***
2nd
Moments Notice
*** (ジョビンのボサ)
My One and Only Love
Summertime
encore
Five Spot
楽器のコーナー
Gretsch (Stopsign Badge 70's) 18BD, 12TT, 14FT
社長所有の、グレッチ70年代のセット。ストップサインと呼ばれるバッジが付いている。色は黒。ヘッドはもちろんコーテッドで、年季が入ってる。自分のヤマハも持ってきたが、ぎっくり腰で上げるのがつらいため、置いてあるセットを使ったんだそうだ。
Ludwig LM411 Supersensitive 14x6.5
スネアも社長の、ラディックは6半のスーパーセンシティブ。
Zildjian K Light Ride 24、Zildjian K Constantinople High Bell Ride 22、Zildjian A New Beat Hi Hat 14
24を使ってきましたねー。ブライアン・ブレイドの影響か。ライドはどちらもシズルなし。
ハイハットは社長のかな。
スティック・ケースは、フロアタムにぶらさげるフツーのヤツに戻った。
ロール系のフレーズを多用。
マジ、次回の集客がやばいのでは。
次回は、希望者が多ければ、ライブの前にドラム・クリニックをやりたいとのこと。