ライブ

09/1/26 向井滋春6 at 六本木 Satin Doll

日程:
 09年1月26日(月)
場所:
 六本木 Satin Doll
イベント:
 向井滋春 40周年スペシャルライブ
メンバー:
 向井滋春(tb), 池田篤(as), 道下和彦(g), 井上ゆかり(p), 加藤真一(b), 小山太郎(ds)

 向井滋春(以下敬称略)は還暦を迎え、芸歴が40年になるそうな。向井といえば、渡辺香津美の「KYLYN」。このプロジェクトは「脱ジャズ」だったが、この後の向井はジャズに進んでいく。アルバムの発表が79年だから、そこからでも30年か。

 昨年「Plays Standard」というアルバムをリリースしているが、そこのリズム体が加藤、小山だ。このアルバムにもゲスト参加している池田、道下に、ピアノの井上を加えた編成となっている。

 オープニングは、「Like Someone In Love」(たぶん)だ。演奏者が多いためソロの尺が短く、どの曲のソロもコンパクトにまとまっている。ちょっと物足りない気もするが、たまにはいいかも。ピアノがいい。短いながらもいろいろしかけがあったりと、多彩なソロを聴かせてくれた。ダイナミクスもいいし、タッチもいい。なかなか良かった。ギターはスタインバーガーのGL+ポリトーン。これまた、メロディアスだったり、アウトしたり、歪み系ペダルを使ったりと変幻自在。バッキングの抜き方もいい。久々に聞いたけど今回は良かったな。しかし、太ったか。

 ちょっとベースがブーミーで、ピアノが聴きづらかったが、徐々にバランスが良くなってくる。

 ややサンバで演奏された「Felicidade」では、ドラムソロで向井がドラムセットに近づく。小山からマレットを渡されると、フロアタムでスルドのパターンを叩く。そこから二人で掛け合う。「時間があるのでひとり2コーラス」との向井のコメントで、ラストの「Oleo」へ。こじんまりした演奏ではあるが、みんな達者だ。

 2ステを見ると帰るのがつらいので、1ステのみ。全部見たかったなー。

Set List
 Like Someone In Love(たぶん)
 Blues Connotation
 ***(バラード)
 ***(なんだったっけ スタンダード)
 Felicidade
 Oleo

楽器のコーナー:
 YAMAHA Maple Custom Vintage 18BD,12TT,14FT 
  お店のセットでしょう
 SONOR Signature HLD-593 14x4
 istanbul Mehmet EFES Crash Thin 18, Mehmet Flat Ride 20, Mehmet Jazz Ride 22, istanbul Hi-hat Heavy (top) / Medium (bottom) 14,
 Paiste Accent Cymbal 4,6,8
  チャイナがない。
  けっこう久々の小山さん。割とおとなしめの演奏だったけど、まあ、どうやってもかっこいいよな。
  今回はハイハットのコントロールをメインに鑑賞。なるほどなるほど。
  前日のライブが群馬県伊勢崎市で、近くにカート場があるということで、久々に乗ったとか。筋肉痛だったそうだ。

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Last Update : 2009/01/27