日程:
2009年10月2日(金)
場所:
目黒 ブルース・アレイ・ジャパン
メンバー:
クリヤ・マコト(p), 早川哲也(b), 大坂昌彦(ds)
初ブルースアレイだ。結構広いな。
トリオでツアーし、その演奏を録音してCD化するのだそうだ。その最終日ということだった。ということなので、選曲はオリジナル中心+スタンダードだ。
「New Introduction」「Siamese Floating Market」のメドレーでスタート。ちょっとピアノの音が硬い。
演奏は、キレイ系現代ジャズというカンジ。わかりやすく、バップ臭が希薄だ。個人的には、もう少しバップ、もしくは複雑現代系の方がいいな。ちょっとキレイ過ぎて、面白味に欠ける。
たまに聴かれるテンポ倍取りの「Cherokee」だが、なんとピアノが裏返った(1拍ずれて表裏が逆になること)。8小節終わりでリズム体がピアノに合わせて解決したが、あんまりこういうコトってないよね。
2ステージラストの「Peninsula」で10時。東北新幹線最終に乗り遅れるとつらいので、アンコールが聴けないのだった。
本日の格言:
クリヤ・マコトでも裏返る。
雑言:
価格設定がちょっと高いな。この立地、この広さだとこんなものかも知れないが、まあ高い。客層もジャズファンってカンジじゃないヒトが多い。
Set List
1st
New Introduction
Siamese Floating Market
Passage
Water Melon Mam
さくらガーデン
2nd
Early Morning
Present
Cherokee
You Must Believe in Spring
Peninsula
encore
***
楽器のコーナー
YAMAHA Maple Custom 18BD,12TT,14FT
久々に見る大坂さんのセット。キックが18なのはさらにひさびさ。最近、16が多いもんね。
タムのフープはすべてウッドに変更されている。
キックのピッチが低いね。というか、全体に低い。
楽器チェックが出来なかったので、スネアもシンバルもわかんない。スネアはシルバーっぽい色だったが、なんだろう。
メインのライドは、おそらくいつものコンスタンチノープル22で、ハイハットは、オールドK。左のライドがわからない。
右に16くらいのクラッシュがあるのが珍しい。このクラッシュとフロアでブロークンをやっていたが、大坂さんがやるのを初めてみた。
バラードのブラシ使いだが、まるまる1コーラス分、スネアでのスイープがなく、シンバル中心のアプローチだった。さっそく翌日、友人の披露宴二次会でマネするのだった。
ソロやバースは、バップ感を押さえたフレーズだった。音楽性に合わせてるんだろうね。