ライブ

09/12/19 大坂昌彦 4 at 宇都宮 英国屋

日程:
 2009年12月19日(土)
場所:
 宇都宮 英国屋 2Fスタジオ 028-622-8598
メンバー:
 大坂昌彦(ds), 三木俊雄(ts), 今泉正明(p), 島田剛(b)

 会場は、英国屋というアンティーク・ショップの社長が、店の2階に作った小さいホールだ。グランド・ピアノが置いてあり、ちょっとしたライブができる。しかしながら、通常はほとんど使われていないようだ。今回も大坂さんの左1mの席に案内してくれた。

 クチコミでしか宣伝されていないようで、ワタクシも直接電話で連絡をもらった。ジャズ関係の知り合いがいないし、ショップ関連の客が多いものと思われる。今回は数えてみたが、23人だった。平均年齢は50才を越えてるんじゃないかな。普段はジャズを聴かないヒトが多いだろう。

 ブルースナンバー「Tenor Madness」でスタート。クリスマスソングを交え、一般人にはそれほど知られていないスタンダードが選曲されている。ピアノもテナーもノーマイクで、ベースだけPAから出していた。さらには、ドラムの直近でピアノが遠いため、バランスは悪い。

 演奏は総じてわかりやすく、一般人になじみやすいということを意識していると思われる。たぶん。まあ、悪く言えば記憶に残りづらいというカンジだった。

 いや、もちろん演奏はうまいんです。

 直前にレッスンを受けたこともあり、その内容もあって、ピアノのコンピングばっかり聴いてたりとか、スティックワークばっかり気にしてたりとか、音楽の聴き方として芳しくない姿勢だったか。

 アンコールは常連さんの声かけで「Watermelon Man」となったが、違う曲が良かったな。

Set List
1st
 Tenor Madness
 White Christmas
 Alone Together
 My One and Only Love
 Four
2nd
 Gentle Rain
 Have You Met Miss Jones
 The Christmas Song
 It Don't Mean a Thing
encore
 Watermelon Man

楽器のコーナー

Gretsch (Stopsign Badge 70's) 18BD, 12TT, 14FT
 社長所有の、グレッチ70年代のセット。
 タムホルダーがオリジナルのままなので、演奏中にずっこけていた。ほとんどのヒトが変えてるね。
YAMAHA ヴィンテージ・コンセプト VSD1460 14x6
 08年に発表された、ヴィンテージを狙った製品。薄胴+レインフォース。
Zildjian K Constantinople Medeum Thin High Ride 22(シズルが外された), Old A Ride 20, istanbul K 14 HiHat
 右のコンスタンチノープルは、シズルが外されてしまった。 
 左のライドは、ラージ・ホロー・ロゴのオールドAで20か21。50年代のもの。しかしながら、ハンドハンマーっぽいし、ショルダーのシェイプもちょっと角度がついてる。音はトラッシーでローピッチ。50年代ってもうマシン・ハンマリングだと思っていたのだが、ハンドみたいね。
 ハイハットはオールドK。スタンプは「Newer New」なので、ワタクシのと同じ70年代。ワタクシのKの方がちょいドライかな。

 今回は、マッチドを多用していた。
 クローズリムショットも、チップが先。
 バラードのブラシはこんなか。
 映像が欲しいなー。

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Last Update : 2009/12/19