日程：
　10年7月7日（水）
場所：
　新宿 ピットイン
コルトレーンナイト 2010 メンバー：
　高橋知己(ts), 竹内直(ts,bcl), 安原将生(p), 畠山令(b), 石田博嗣(ds)

　ピットインのライブ、昔は19:30スタートだった。１ステが19:30〜20:30、２ステが21:00〜22:00くらいだったので、２ステのアンコールをあきらめれば、最終の新幹線（東京22:4*）に間に合うってカンジだった。しかーし、いつの間にか20:00スタートになってしまった。これでは２ステは聴けないぜ。

　出張後ライブ鑑賞は、ジャズライフで検討した結果「竹内直」というキーワードでピットインとなった。

　「コルトレーンナイト」ということで、コルトレーンの曲をやるユニットだ。リーダはドラムの石田さん。コルトレーンなので、当然テナーなのだが、以前は山口真文さんの１管だったそうだ。山口さんがもうひとり加えて欲しいということで、高橋さんが参加した。その後の経緯は不明だが、現在はこの２管だ。客の入りは良く、７割くらいは埋まっている。

　オープニングは「Blues Minor」だ。これがキビシイ。走るドラムに押さえるベース。これが、押さえすぎて拍がズレてしまうのよ。ひょっとするとフィールドのモニターが弱いのか。ピアノはあせあせ、テナーは気にしないフリをしてソロを展開する。うーみゅ。バラードの「Naima」では、竹内（以下敬称略）がバスクラに持ち替える。この曲は美しくて大好きだ。ラストの「But Not for Me」は、最初の８小節がコルトレーンチェンジになっている。また、ソロは途中から循環になった。あれっと思ったのだが、帰宅後に調べるとコルトレーンのアルバム「My Favorite Things」のバージョンは、そうなってるんだそうな。勉強不足です。

　高橋のテナーがいい。よく歌うし、押し引きもいい。ちょっとハイトーンがきついけど。しかしながら、リズム体はイマイチ。コルトレーンってことで、ドラムはエルビンだよね。しかしながら、一本調子だしフレーズもワンパターン。レガートも楽器のせいもあってよく聞こえないし。

　もっとエルビンして欲しいなあ。

Set List
1st
　Blues Minor
　Lonnie's Lament
　Naima
　But Not for Me


楽器のコーナー
　YAMAHA ***** Custom Absolute 18BD,12TT,14FT
　TAMA 14 Metal snare
　　セットはメイプルかな。スネアも含め、かなりばさばさ。
　Bosphorus Cymbals 16, 20, ? 14HH
　　シンバルはボスフォラス。ライドはたぶんトラディショナルのターク。ドライでレガートが通らない。
　　
　ドラムはイマイチ。フレーズもダブルストローク多用で、バリエーションに欠ける。