日程:
10年7月9日(金)
場所:
宇都宮 グランドホテル オーベルジュ・ジャルダン
メンバー:
大坂昌彦(ds), 太田剣(as), 井上陽介(b), 宮川純(p)
宇都宮に英国屋というアンティークショップがある。そこの社長がジャズファンで、ドラムも叩く。彼は大坂昌彦さんのファン。で、大坂さんを宇都宮に呼んでライブを開催している。いいよねー。自分が好きなミュージシャンを呼んでライブが出来るなんて。そんなわけで、今回のライブはグランドホテルで開催された「とちぎ2010 アンティーク・フェア」というイベントに併せて、ホテル内のレストランで行われた。
ドラムの左前方2mの席を確保。PAナシ。で会場は結構広い。後ろの方はバランス悪いだろうな。
「My Shining Hour」でスタート。この英国屋/大坂さんシリーズ、だんだんスタンダードで無くなってきてるなあ。
40代前半のベテランに混ざったピアノは22歳。たまたま、彼のお父様がセッション仲間だ。ソロのリズムがかなりのレイドバック。こんなに遅く弾くヒトはそうそういないのでは。ソロを聴いているとリズムを見失いそうになる。しかーし、日本一のリズム体がぐいぐいと刻む。この全体のスピード感がホントに素晴らしい。また、バッキングではクローズなボイシングのコンピングを、薄めに効果的にたたき込む。このセンスもいい。しゅごいなー。まだ22歳。。。
ま、他3名は言うまでもない。
バラードの「Old Folks」がむちゃむちゃ良かった。テーマからピアノソロ、倍テンでアルト、そこから後テーマへ。流れがスムーズでダイナミクスが絶妙だ。「Summer Time」は3拍子でモーダルということで演奏された。ウェイン・ショーターの名前が出ていたが、「Foot Prints」と「All Blues」を足して2で割ったようなカンジだった。かっこいい。
終了後、ツイッターで大坂さんと太田さんにRTしたら、太田さんからは返ってきた。
Set List
1st
My Shining Hour
Close Your Eyes
Triste
Old Folks
***
2nd
Summer Time
Good Bait
Sunflower (ひまわりのテーマ)
Moose the Mooch
encore
Sonnymoon for Two
楽器のコーナー
YAMAHA Maple Custom Absolute Nouveau 16BD, 12TT, 14FT(ウッドフープ装着)
YAMAHA ヴィンテージ・コンセプト VSD1460 14x6
全体に以前よりピッチが高め。
Zildjian K Constantinople Bounce Ride 22(シズル3個), A Ride 21(50's), istanbul K 14 HiHat
バウンスライドは、ケニー・ワシントンプロデュースの新製品。ジャズライフで大坂さんがレビューを書いている。新譜「Funky 7」でも使っているそうだ。結構中域にクセがある。トラッシー。
左のオールドAは、ホローロゴの50年代。いいカンジでドライ。
ハイハットは「Newer New」のオールドK。ワタクシのと同じ70年代。
シンバルスタンドはDWのフラットベース。スネアスタンドはヤマハの新型。
今回左手は80%レギュラー。なんでやねん。