日程:
2010年8月24日(火)
場所:
新宿 サムデイ
メンバー:
大山日出男(as), ルイス・バジェ(tp), 中路英明(tb), 西直樹(p), 高瀬裕(b), 広瀬潤次(ds)
実は新宿に移転して初めてのサムデイ。店のフンイキは新橋時代と変わらないね。
ステージはショーターの「Witch Hunt」でスタート。リズムは、どジャスト。ソロイストもよく歌っている。いいカンジだ。同じくショーターの「Children of the Night」は、ワタクシも亀和田グループで演奏しているが、速めのテンポで演奏された。ショーターはB級SF映画のファンだそうで、ドラキュラものの映画に「Listen to them. Children of the night. What music they make」とかいう台詞があり、そこからタイトルがつけられたということだ。ちょっと変な構成の曲で、一瞬ベースがロストする。モンクの「Evidence」は、アート・ブレイキーが「Justice」というタイトルでやっていたそうで、ジャズ・メッセンジャーズのバージョン(なのかな)で演奏された。これがまた全パート(リズム含む)ユニゾン、それもスタッカート。テンポも半分か、さらにその半分取り。聞いたことのないテーマだった。しかしながら、これをモチーフにしてソロに出来るのはさすがだ。ドラムソロはレガート刻みっぱなしでのソロ回しだったが、これまたちゃんとモチーフはもってくる。すごいなー。
自分の演奏に閉塞感があり、ちょっとブルーだったのだが、おかげで元気が出た。
Set List
Witch Hunt
Pedestrian
Nutvill
Children of the Night
Evidence (Justice)
楽器のコーナー
グレッチのセット18BD,12TT,14FT
ラウンドバッジでレールマウント。60年代かな。
カノウプスのスネア 14x5.5くらい
オールドKジルジャンのシンバル ハイハット、ライド3枚
向かって右のライドには、大きなひびが入っている
鳴らないセットと鳴らないシンバル。ダイナミクスの出し方が鳴る楽器とは違う。自分はこういう楽器でやろうとは思ってない(今は)けど、これはこれでありかと。