日程：
　2012年7月18日（土）
場所：
　桐生 Village
メンバー：
　小山太郎(ds), 田中裕士(p), 生沼邦夫(b)

　初めて行く店だ。北関東道をとばし、近くの鰻屋「泉新」（いづしん）で腹ごしらえ。商店街の中にあり、足銀にクルマを停めてちょっと歩く。キャパは40くらいかな。まあまあ広くてキレイな店だ。奥がステージで左にピアノ右にドラムというレイアウトで、客席からの見渡しがいい。ピアノがよく見えるカウンターの一番前に陣取る。

　オープニングはキャノンボールの「This Here」。ハコは意外とデッドで、音量は控えめだ。意外な選曲もあり、「James」はメセニー、「Island」はイヴァン・リンスの曲だ。「Speak Like a Child」は7/8拍子を中心にした、田中さんのアレンジで演奏された。そういえば、最近イヴァン・リンスって聴いてないなあ。

　演奏は変幻自在で、アーティスティック。ダイナミクスの幅もでかい。ベースのアプローチがいい。ドラムは、グレッチの音が柔らかくジルジャンも柔らかめ。キレのいい演奏は、少しでも近づきたいモノです。

　しかし、なんだな。最近はいろいろ考えちゃって、レポも書きにくくなっている。ムカシはよくもまあ書きとばしていたもんだ。

　アンコールは、店のオーナーである宮原美絵さんが２曲歌ってしめた。

Set List
1st
　This Here
　Hindsight
　James
　You Must Believe in Spring
　Time Remember
2nd
　Like This
　Island
　Speak Like a Child
　I'm All Smiles
　Tail to Nose
encore
　Girl Talk
　It Might as Well Be Spring

楽器のコーナー
　Gretsch 18BD (Stop Sign Badge) 12TT, 14FT (Square Badge)
　　小山さんの生徒さんのセット。70〜80年代のグレッチ。
　　終演後にちょこっと叩かせてもらった。いかにもジャズな音。スネアとのマッチングがいい。
　A.D.M.　stave eucaly (Jarrah) snare 14x6.5
　Zildjian K Light Flat Ride 20
　　かなり柔らかい。もっと音量が欲しいときは、Kカスタムのフラットを試したいと言っていた。
　K Constantinople Crash Ride 19, Renaissance Ride 22, Hihat 14
　　今回はコンスタンチノープル中心。柔らかめの音だ。イスタンブール時代からはかなり変わったなあ。