ライブ

13/2/23 小山太郎 3 at 足利 屋根裏

日程:
 2013年2月23日(土)
場所:
 足利 屋根裏
メンバー:
 小山太郎(ds), 田中裕士(p), 生沼邦夫(b)

 小山さんのソロアルバムが、7年ぶりに発表された。レコ発ツアー(っていうとインディーズのロックバンドみたいだけど)の初日は、小山さんの地元である佐野の隣の足利だ。

 30分前に着いたが、会場はすでにいっぱい。さすが地元。

 選曲はすべて新譜から。アンコールを含めきっかり11曲だ。現場でCDを買ったので、予習はなし。なので、新鮮に楽しむことができた。

 いろいろと田中さんによるアレンジが施されており、「Speak Like a Child」は4/4,3/4の7拍子。「I Just Called to Say I Love You」のリハモがきれい。「Senor Mouse」はピアノとドラムのデュオで演奏されたが、6/8のアレンジだ。

 演奏は文句なくかっこいい。キレのいいリズム体。パルスのいいベース。ややコンテンポラリーでバップなピアノ。素晴らしい。

 PAのピアノが歪んでいたのがちょっと残念だ。電気系統は古く、かなりすごいコトになっているらしい。田中さんは自前のマイクを持ってきたのだが、現場のマイクケーブルのキャノンがさび付いて抜けないので、使えなかったそうだ。また、電源系もたこ足やらコンセントのほこりやらがすごいそうで、田中さんは避難経路を十分に確認し、いつでも逃げられる態勢で演奏したとか。
 
 アンコールはアルバムのタイトルチューンで、小山さんのオリジナルである「Beat The Blues」だ。この曲、メインは16小節の変則ブルースで、テーマ最後やソロ最後に3/4が10小節と4/4が2小節のパートが挿入され、さらに、挿入時の本編16小節目は3/4という、ちょっとややこしいことになっている。小山さんは、この3/4の10小節を8小節と間違えて演奏したのだが、ワタクシを含む初めて聞く観客には、その間違いがばれなかっただろう。

 ソロアルバム、ぜひ買ってみて下さい。

Set List
1st
 Like This
 Speak Like a Child
 I Just Called to Say I Love You
 The Elf In Aulanko
 Time Remembered
2nd
 Senor Mouse
 When Fate Steps In
 Hindsight
 Iris
 The Way You Look Tonight
encore
 Beat The Blues

楽器のコーナー
 SONOR S-Classix 18BD, 12,13TT, 14FT
  今回は自前(といってもコマキの)のセット。
  スカンジナビアン・バーチで外装はエボニー。
  Pro Lite に取って代わられ、廃盤となった。
 A.D.M. stave eucaly (Jarrah) snare 14x6.5
 Zildjian K Constantinople Crash Ride 19, Renaissance Ride 22, Hihat 14
  友人も言っていたが、コンスタのハイハットは、
  マイナーチェンジされ、ハンマリングが全然違う。
 K Light Flat Ride 20
  ワタクシのよりハイがおとなしい。
 K Custom Hybrid Crash 16

banner
Last Update : 2013/02/23