ライブ

13/5/22 SGT at 関内 KAMOME

日程:
 13年5月22日(水)
場所:
 関内 KAMOME
SGT(Super Guitar Trio)メンバー:
 天野清継(g), 岡田次郎(b), 則竹裕之(ds)

 毎年、この時期は横浜に出没しているが、運がいいとライブに行ける。

 則竹さんは、けっこう好きなドラマーだ。その理由は以下。
1) スタイルが好み
2) 楽器をよく変える

 スタイルは著名ドラマーのいいトコ取り+オリジナルな奇数割りフレーズ、が特徴だと思う。フュージョンドラマーとしては、けっこう個性がある方だ。オリジナルなフレーズもかっこいいし。本田雅人期のコテコテフュージョンスクエアはけっこう好きだった。

 楽器は、パール→ソナー→タマ→ヤマハとエンドースを変えている。国内3メーカーを渡り歩った例を他に知らない。セッティングもころころ変える。それがいいかわるいかは難しいところだが、チャレンジングということで評価したい。ギターの渡辺香津美と並んだ浮気王だ。

 しかし、今日はヒップギグなんだー。

 オープニングは、ホールズワースをポップにしたような曲だが、マイケル・ランドゥの曲だそうだ。選曲は、元々はギターが入っていないイエロー・ジャケッツ、ウェイン・クランツ、それにオリジナルが少々となっている。実は、ウェイン・クランツって知らなかったので、5枚大人買いしてみた。

 とにかく、岡田さんがうまい。プリズムで何度か観たことがあるのだが、まあうまい。それに則竹さんということで、やはりフュージョンはリズム体がかっこよくないとね。則竹さんの演奏スタイルは変化してきてるね。これみよがしフレーズは減って、ブライアン・ブレイドとかクリス・デイブみたいな、コンテンポラリージャズ方面みたいなカンジになってきた。しかし、こんな複雑な曲をよく譜面で演奏できるものだ。この編成にしてはドラムは控えめだが、ガッツを感じるいい演奏だった。

 天野さんの同じスタイルのバンドはCSで観たことがある。同じくKAMOMEでの収録で、ベースは岡田さん、ドラムは大槻英宣、アルトに元スクエアの宮崎隆睦だった。いまひとつピンと来なかったのだが、今回は楽しめた。曲なのかドラムなのか。

 ホテルへと帰る途中に「エアジン」を発見した。こんな近くなのね。

楽器のコーナー

YAMAHA HipGig 16BD, 10,13TT
 ホワイトマリンパール。キックのフープは、ヤマハのウッド。
 ヘッドはコーテッドで、マホガニーと材が柔らかく、深さが浅い。そんなこんなで、独特のばさばさな音になる。
YAMAHA Sensitive Concept Snare MSD1455
 結構ハイピッチ。
YAMAHA Peter Erskine Signature 12x4
 サブスネアは、アースキン・モデル。
Zildjian K Custom High Definition Ride 22, K Dark Ride 22, K Constantinople Crash 16, Hi-Hat 14, A Swish 20
 ハイ・ディフィニションを左に配置。とてもドライ。

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Last Update : 2013/05/22