ライブ

13/8/30 山下達郎 at 宇都宮文化会館

日程:
 13年8月30日(金)
場所:
 宇都宮市文化会館 大ホール
メンバー:
 山下達郎(vo,g), 宮里陽太(as,ss), 佐橋佳幸(g), 難波弘之(p,ep), 柴田俊文(org,key), 伊藤広規(b), 小笠原拓海(ds), 国分友里恵, 佐々木久美, 三谷泰弘(cho)



ネタバレ配慮。これから先は要注意。













































 小雨だったが、ホールに入って開演を待つ頃には土砂降りになっていた。雨は夜更けすぎーにー、って、今日は雪にはならないって。久々に引っ張り出した双眼鏡は、貼ってあるゴムがべとべとになっていて使えない。あー。

 席は2階席の一番前。小さいホールなので、全体が俯瞰できるそんなに悪くないポジションだ。しかし、客の年齢層が高いね。いつもそうだけど、今年はさらに高く感じられる。毎年ツアーをやるってことで、高齢のヒトでもチケットを手に入れやすくなったのか。(失礼)

 オープニングは「新東京ラプソディー 」から定番の「Sparkle」。そして、02年のRCAツアーで演奏された「Love Space」へ。

 今回、音はイマイチかなあ。ボーカルの分離が悪い。後半はやや良くなったかも。

 知らなかったのだが、「Melodies」がリマスターされたんだね。RCA時代のは全部リマスターされたが、機会を失っていたMoon時代の「Melodies」は、今年が発売30周年ということで、リマスターされた。うーん。買い直すのかどうか。。。そんなわけで、「あしおと」「ひととき」といった「Melodies」に収録されている地味目な曲が演奏された。

 達郎流のカバーということで演奏されたのが「God Only Knows 」「Groovin'」。そこからアカペラコーナーに突入し、「Dancer」へ。この「Dancer」は、高校時代に同級生だった在日朝鮮人を想ってつくった曲だそうだ。その彼は北朝鮮に帰ってしまったそうだが、「Dancer」のちょっとわけわからん歌詞は、そんなトコロからきているそうで、このことは初告白なのだそうだ。

 自分の中の達郎ベスト3は、たぶんころころ変わると思うが、現在は以下だろう。

1) メリー・ゴー・ラウンド
2) War Song
3) Music Book

 3) が意外でしょ。もっとファンクな曲が入ると思うでしょ。ただ、これは時代的なバックグラウンドによるものが大きいのだな。この曲を聴いていた時期の記憶とシンクロがあって、と、そんなカンジ。なので、純粋に楽曲だと、違う曲が入るかもね。

 てなわけで、「Melodies」収録の「メリー・ゴー・ラウンド」が演奏された。初めての生メリー・ゴー・ラウンドなのだが、ドラムのパターンでフロアにいくフレーズは「JOY」版でやって欲しい。カウベルはいらないから、フロアからハイハットにいって欲しい。お願いします。Music Book は、02年のツアーで演奏されたので、あとはWar Songだな。

 このあと「Let's Dance Baby」以降は、いつもの展開だ。

 楽しいコンサートではあるが、最近の曲が少ないのが気になる。もう少しバンドっぽい曲を書いて、ツアーで演奏して欲しいなあ。

 ツアーパンフ、列に並ぶ情熱が無かったが、誰か譲ってー。

Set List
 新東京ラプソディー
 Sparkle
 Love Space
 ずっと一緒さ
 あしおと
 ひととき
 スプリンクラー
 Paper Doll
 FUTARI
 God Only Knows
 Groovin'
 My Gift To You
 Bella Notte
 Have Your Self a Merry Little Christmas
 Dancer
 希望という名の光
 メリー・ゴー・ラウンド
 Let's Dance Baby
 硝子の少年
 アトムの子
 Loveland, Island
encore
 クリスマス・イブ
 Ride on Time
 愛を描いて〜Let's Kiss The Sun
 Your Eyes

 その昔、達郎のコピバンでライブをやったことがある。その時のセットリストの半分以上が、今回は演奏されたことになる。「FUTARI」、良かったなあ。

楽器のコーナー

双眼鏡がそんなだったので、よくわからない。なので、確率低いよ。

山下達郎:
 いつものフェンダー・テレキャスター ダークブラウン
 ギブソン・チェット・アトキンスSST スチール弦のエレアコ
 アンプはシノーズ(SHINOS)かな。赤くなっていたが。。。
 ローズ Mark7 FUTARI のみで使用
佐橋佳幸:
 赤の64年ストラト
 アンプはシノーズ(SHINOS)だけど、THE THIRDPARTY SAHASHI MODEL に変更。
柴田俊文:
 ハモンドB3、レスリー122
 ヤマハMOTIF XS、DX7II-FD
 オーバーハイムMATRIX12
難波弘之:
 スタインウェイのコンサート・ピアノ
 ローズ・スーツケース・ピアノ
伊藤広規:
 67年のジャズベース アルダーにローズネック、ブロックポジション 愛称:菊丸
 アンプはマーシャル3段積み
小笠原拓海:
 パール・リファレンス 22x16BD,10x7,12x8,13x9TT,16x14FTくらいかな。カラーは、金ラメっぽいコパーファイアースパークル・ラッカー。こちらを参照。
 シンバルはパイステ。ハイハット、クラッシュ2枚、ライド、チャイナというシンプルな構成。

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Last Update : 2013/08/30