日程:
2015年3月20日(金)
場所:
岩本町 TUC
メンバー:
川嶋哲郎(ts), 椎名豊(p), 小林航太朗(b), 江藤良人(ds)
ひさびさのTUCだ。というか、今年初のライブではないか。
川嶋さんのリーダーバンドだが、いつものメンバーでは無い。「至上の愛」(A Love Supreme)リリース50年記念ライブということで、コルトレーンを好きそうな人を集めたということだ。「至上の愛」のドラムはエルビンだが、椎名さんはエルビンのバンドにいたし、江藤さんもエルビン大好きとのことだ。
最前列、江藤さんの左2mの席を確保。
オープニングは「Crescent」だ。みんながんがん飛ばす。コルトレーンは時代によって随分音楽性が違う。なので選曲によって全然違う音楽になる。まあ、なるハズなのだが、割と幅広い選曲にもかかわらず一貫したフィーリングになった。テナーとドラムは予想通りなのだが、ピアノが激しいなあ。そしてベースもついていく。
2ndは「My Favorite Things」がテナーで演奏され、MCではメンバーがコルトレーンへの思いを語る。椎名さんによると、エルビンのバンドでコルトレーンの話題に触れるのはタブーだったのだそうだ。そして本日の課題曲「至上の愛」再現コーナーへと向かう。テナーとドラムの掛け合いがかっこいい。ちょっとコンテンポラリーなコルトレーンと、手数の多いエルビンってカンジだ。
こんな風にやれるといいなあいいなあ。
ということで、あんまり持ってなかったエルビン期のコルトレーンを5枚買い、エルビンフレーズを練習するのだった。
Set List
1st
Crescent
***
Naima
Impressions
2nd
My Favorite Things
A Love Supreme
encore
Giant Steps
楽器のコーナー
Canopus Birch Kit 18BD, 12,13TT, 14FT
カノウプスにしては(失礼)いいカンジだな。バーチだからか。
Canopus 江藤良人シグネチャー 14x6.5 snare
かなりパリパリしたクリスピーな音。
Paiste 22, 20,19, 602 Formula Hi-Hat 15
エルビンのようにタムやシンバルのセッティングが高い。
ライドはスタンプが無くて不明だが、昔のザ・パイステ・ラインみたいなカンジ。パイステはラインナップが結構変わっており、よくわからない。
ペダルはパールのP-850か880。30年前のペダルだ。ビーターはなんとウッドだった。
ハイハットスタンドはヤマハのHS650。1世代前の最廉価モデルだ。
「たたどたたど」のエルビンフレーズが多用された。
セッティングが高くて遠いが、移動が速いね。やってみたけど、このテンポだと追いつかないなあ。練習せねば。