ライブ

16/2/11 松井宏樹 4 at 東中野セロニアス

日程:
 16年2月11日(木)
場所:
 東中野 セロニアス
メンバー:
 松井宏樹(as,ss), 魚返明未(おがえりあみ)(p), 大塚義将(b), 吉良創太(ds)

 久々のセロニアスだ。20分前に着きドラムの前に座りパスタを食べるのは共通だ。鰻の寝床タイプの店で、ライブは見づらいね。

 サックスのリーダーバンドで、曲はすべて彼のオリジナルだ。曲は若手にありがちな、変拍子や複雑なフォームがばりばり入っている。

 演奏は、かなり聞きづらいとげとげしいスタイルだ。アルトはラバーのマウスピースでかなりホワイトノイズが入る。フィル・ウッズよりもノイジー。で、いわゆるバップフレーズはほとんど使われず、かといってアウトなわけでもなく、ぼそぼそぼそっとフレーズを紡ぐ。あまり聴いたことの無いスタイルだ。
 これにピアノが、リズムを崩しまくってがーっといく。(ちなみに男性です)叩きつけるようにがーっといく。芸大在籍中らしいのだが、まあ、その荒いスタイルはアカデミズムとは乖離がある。って偏見か。
 で、ベースがいい。グルーブ、フレーズ、ピッチ、音価、むちゃむちゃうまい。まあ、個性には欠けるのかも知れないが、素晴らしかった。
 ドラムは、私的若手三代ドラマーで、これまた良かった。特に、ピアノとのインタープレイは強力だった。

 ということで、今回はベースが発見だった。

 がんばって最後まで聴いてきた。

楽器のコーナー
 Sonor Force 507 20BD,10,12TT,14FT,14SD
  お店のセット。スネアも。
 Bosphorus Master Vintage Ride 20
 Sabian Jack DeJohnette Signature 18 Crash
 Zildjian K Constantinople Hi-Hat 14
  すべてドライ系のシンバルだ。コンスタはドライじゃ無い、と思うかも知れないが、かなり使い込んでいてドライだった。ひょっとすると、何らかの処理をしてるかも。土に埋めるとか。

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Last Update : 2016/02/11