ライブ

99/9/18 大坂昌彦 4 at 新宿 ピットイン

日程:
 99年9月18日(土)
場所:
 新宿 ピットイン
メンバー:
 大坂昌彦(ds), 村山浩(pf), 太田剣(as,ss), 塩田哲嗣(b)

 今や頭の「若手」がとれたNO.1ジャズドラマー、大坂昌彦さんのライブを見に行ってきた。そのうち「日本」もとれるかも。今回のメンバーは、若手を起用したとのことで、ピアノとサックスは20代だそうだ。大坂さんのオリジナル曲を中心に、スタンダードも織り交ぜるという構成で、約1時間ずつ2ステージの演奏だった。

 演奏の方はというと、まあ、うまいのは当たり前だ。特に、オリジナルのボサノバがかっこよかった。引き出しの多さとインタープレイのすばらしさ。あんな風に出来るんだなあと、素直に感動してしまった。どうもボサノバをやれといわれると、かつつかつつかとワンパターンになってしまうので、少しは見習いたいものだ。スタンダードはネフェルティティ(これってスタンダード?)や・・・(忘れました)だったが、ネフェルティティは意外とフツーだった。また、オリジナルもなかなかかっこよい。ドラマーなのにえらいもんだ。ちなみに、私は大坂さんのソロアルバム(原朋直との双頭含む)、ビデオのすべてを持っており、そのビデオの中でブルースのフォームを教えるのにピアノでコードを弾くのだが、それがそんなテンションのコードじゃなくてもいいだろって感じで印象的だった。それもそのはず、彼はバークリーで作曲も習っていたのだ。とにかくドラム・ベースは素晴らしいのだが、ピアノはもうひとつか。サックスも山田譲さんなんかの方がかっこよいと思った。

 今回、左手のグリップはフレンチだった。ブラシとソロの一部以外では、ほとんどそれで通していた。なぜでしょう。今まではほとんどレギュラーだったのに。最近マッチドのジャズドラマーが多いみたい。

 ということで、若手勢は今後に期待という感じのライブだった。

楽器のコーナー

ドラム:
 セットはメイプルカスタム・アブソリュートのセットに、ウッドリムを付けたものだ。スネアはメイプルカスタム・アブソリュートにやはりウッドリムを付けたもの。シンバルはサイド・ライドが各1枚で、アズーカだっけか、がライドの右に配されていた。シンバル類の音がかなりドライに聞こえた。

ベース:
 アンプはハートキーのサイドキック。

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Last Update : 2003/08/23