日程：
　99年10月21日（木）
場所：
　六本木 サテンドール
メンバー：
　大坂昌彦(ds), 原朋直(tp), 井上祐一(pf), 上村信(b), 川島哲郎(ts,as)

　○ー○ー○○ーへの出張後はどこに行こうかとジャズ・ライフで調べていると、記事の中に大坂＝原の双頭バンドは、11月頭のピットインを最後に都内のライブハウスには出なくなるらしいとあった。メンバーのブッキングが困難とのこと。売れっ子だもんね。それではということで、見に行った。しかし最近、大坂さんが多いね。ま、日本一だし、いいか。

　ステージは各メンバーのオリジナルと、バラードは「どスタンダード」、それにマイルスやフレディー・ハバードなんかの曲を混ぜるという構成だった。毎日放送（関西のTBS系）のカメラが入っており、大坂さんのドキュメンタリーが12月に関西のみで放送されるそうだ。店は大入り満員で、入れない人が５〜６人入り口で待っているという大盛況だった。初めて行った店だが、割と安いのでなかなかよろしい。

　演奏は、むちゃむちゃかっこよく、前回の新宿ピットインがいまひとつだったのでどうかなと思っていたのだが、ところがどっこいであった。盛り上がると立ち上がって弾くピアノは、リズムの切れも良くかっこいいし、サックスも素晴らしい。当然トランペットもリズム体もよろしい。久々にいいものを聞かせてもらった。みんなリーダーアルバムを出しているだけのことはあるねえ。さすがである。特に原さんは進境著しいという感じである。忙しいのもしゃあないなあ。

　もう観られないのは惜しいね。

楽器のコーナー

　ドラムはいつものメイプルカスタム・アブソリュートで、18BD,12TT,14FTのいわゆる３点セット。店が狭いからかな。スネアはたぶんヤマハのコパー５半。