ライブ

06/2/19 小山太郎 4 at 足利 屋根裏

日程:
 2006年2月19日(日)
会場:
 足利 屋根裏
メンバー:
 小山太郎(ds), 田中裕士(p), 近藤和彦(as,ss), 井上陽介(b)

 メジャー・デビュー作「Drumgenic」の発売を記念し、佐野出身である小山太郎さんのほぼ地元である足利で、CD発売記念ライブが行われた。メンバーは新譜のレコーディングと同一だ。

 例によってまずはラーメン屋へGO。293沿いの「おぐら屋」があまりに混んでいたのでスルーし、足利の「あじべ」に寄る。かなりうまい。これでチャーシューにもう少し味が染みてれば完璧かも。すいてるし、おすすめだ。

 会場に着いたのは開演20分前。この時点で8割くらいの入りだ。ま、大丈夫だろうと予約をしなかったのが悔やまれる。後方のカウンター席で、小山さんの姿は柱と人の隙間からピンポイントでしか見えない。横には井上さんが。はいこんにちは。最終的には80人くらいの大入りだった。

 選曲はほとんどが新譜から。オープニングは新譜の1曲目、「Elm」だ。ソプラノがテーマを取るゆったりした曲。4ビートではない。新譜を聴いたとき、これがアタマなのでちょっと意外だった。ニューエイジ・ジャズだもんね。

 小山さんは相変わらずかっこいい。ドラムのスタイルはいそうでいないタイプ。最近の若手とは、全然アプローチが違う。オリジナリティが無いようで実は個性的といったところか。メインがフラットライドだもんね。

 2曲目はピアノがひっこんで、アルトでのトリオで「All the Things You Are」。サックスは相変わらず、すばらしい。しかーし、前回とルックスが全然違うのよ。パーマでチリチリの長髪。誰かと思った。
 
 「My Foolish Heart」は井上さんのソロから。よく歌うベースだ。最後のソロではビートルズの「Black Bird」をフィーチャー。

 演奏の印象は「明るい」。ドラムの音色がかなり明るいし、ベースは歌うタイプ。リズム体が明朗快活。バラードもどんよりどよどよというより、明日があるさというカンジだ。この辺、文章にし難い。ぜひ「Drumgenic」を聴いて欲しい。

 各セットが1時間、休憩が30分。アンコールも含め約2時間半のステージだった。高速道路と化した夜の50号、東北道とつなぎ、さっさと帰るのだった。

Set List
1st
 Elm
 All the Things You Are
 My Foolish Heart
 Take Five
2nd
 The Rare Moon
 Blue Sands
 I Loves You, Porgy
 Tail to Nose
encore
 Monsoon Messenger


楽器のコーナー

ドラム:
 SONOR Signature 22BD, Phonic 12,13TT,14FT
    Signature HLD-593 14x4(ブロンズのピッコロ)
 istanbul Mehmet Heavy Crash 17, Mehmet Flat Ride 20, Agop Mini Cup Jazz Ride 22, Hi-hat Heavy (top) / Medium (bottom) 14
 Zildjian A Swish 20
 Paiste Accent Cymbal 4,6,8

ここんとこブラシを習っているが、そこでやっていた右手レギュラーをバラードで使っていた。

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Last Update : 2006/02/20