マフラー（サイレンサと呼びますね）に穴が空いてしまった。こいつの寿命は短いらしい。友人にはステンレス製に換えた方がいいと勧められたが、フツーのにしてしまった。交換したのは車検を控えた03年7月だ。

　自動車の排気系はおおむね以下の部品から成り立っている。

1)エキゾースト・マニホールド
2)エキゾースト・パイプ
3)キャタライザ（触媒）
4)サイレンサ（=マフラー:消音器）
5)プリ・チャンバ（副膨張室）
6)可動ジョイント

　1)はエンジンにくっついてるやつ。2)は単に排気が通る管だ。3)でNOx,COを除去し、排気ガスを浄化する。4)で消音を行う。5)は充分な容量のサイレンサが確保できず、消音量が足りないときに使われる。6)は排気管の振動低減による室内静粛性の向上や、排気管の耐久性向上のために使われる。

　2CVだと、1)から2)のエキパイＡにつながり、ドライバー席の下に4)のサイレンサがある。そのあとはまた2)のエキパイＢだ。キャタライザは無い。つまり排気ガスはきちゃないまま排出されるのだ。(--;)　

　さて、交換しましょう。えいえい。外れない。後側の排気マウントも外してと。えいえい。やっとサイレンサの前が外れた。さらにサイレンサとエキパイＢが外れない。んなろ、でや。やっと外れたが、サイレンサの穴は衝撃でかなり拡大してしまった。

　では取り付けましょう。付けるのは簡単だけど、前側のはめあいがスカスカだよ。ま、いいか。

　ではエンジンをかけましょう。あら、前側から排気が漏れる。しかたがないのでアルミテープを巻いたが、これってまたすぐだめになるな。(--;)　ま、漏れてても特に気にならないしいいか。

　画像は使用前と使用後だ。しかし、これってウォーカー製なんだね。