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505ニノロウ 〜歴史

 79年、パリサロン(モーターショー)でデビュー。基本コンポーネントは504を流用し、ピニンファリーナデザインの流麗なボディを架装する。当初エンジンはガソリンとディーゼルの4気筒だけだったが、86年にV6エンジンを搭載した505 V6がデビューしステータスを高める。同時に内外装のマイナーチェンジが行われる。このV6ユニットは、プジョー・ルノー・ボルボによるエンジンの共同開発プロジェクトから生まれた、通称PRVユニットのひとつだ。今では珍しい90度のV6(ほとんどが60度)で、ボルボは平面クランクで不当間隔爆発、プジョー・ルノーは位相クランクを採用し等間隔爆発になっている。

 89年に605にその座を譲るまで、プジョーのフラッグシップとして君臨した。また、プジョー最後のFR車でもある。

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Last Update : 2003/07/25