解説

ドラムハード フラットベース・ストレート・シンバルスタンド

 長いタイトルだ。。。

 昨今のドラムセットだが、ビンテージっぽいセッティングをするヒトが昔より多い。なので、シンバルスタンドも、ストレート(ブームでない)で細いのが復権している。音もいいというヒトもいるしね。で、足がフラットベースになっているものが、いろいろ出ている。

 フラットベースとはなにか、は、スタンドの画像を見てね。

 ちなみに、80年代のセットは重厚長大化していて、ハードウェアも頑丈でくそ重かった。ヤマハの900シリーズのシンバルスタンドは、なんと1本5.1kgもあるのだよ。

 私の師匠もDWのフラットベースにスイッチした。パールからは新しいフラットベースのものが出た。なので、まとめてみようかなと。

 なお、ワタクシのシンバルセッティングだが、ジャズはもとよりロックでも、2枚のクラッシュ、1枚のライド、1枚のチャイナ、は、ストレートスタンドでセッティングできるような位置にしている。

CANOPUS CCS-1 6,000円 1.4kg

 現状、これを使っているのは、最軽量だから。

 ジャズ系だとよく見るスタンドだ。しかしながら、チルターが小さく造りが華奢で、いまにも壊れそう。実際に、近代人に置いてあったヤツは、チルターが壊れリプレイスされた。また、パイプ部のネジがバカになったものも見たことがある。軽量化と引き替えに耐久性は低い。シンバル保持部の径は細いし、ビニールチューブはすぐ落ちる。とにかく、扱いに注意が必要だ。

Pearl C-53SL 4,900円 1.7kg

 まだ出たばかり。(14/7月現在)

 カノウプスと比べると0.3kg重いのだが、どこが重いってチルターやジョイントのダイキャスト部品なんだね。チルターはカノウプスよりずっと頑丈そうだ。軽量化のためか、パイプはカノウプスより細く2段だが、それでもカノウプスより重い。しかし、足のゴムがコストのためとはいえしょぼい。それと、スタンスがカノウプスより小さいのよ。来月から使う予定だがどうなるか。

DW DW6710 15,120円 2.4kg

 とりあえず高いし、重い。

 小山さんのボーヤさんは、ずいぶん軽くなったと言っている。今までのスタンドに比べるとそうかも知れないが、他のよりずいぶん重い。自分もボーヤが雇えるならありかも。これはチルターが無段階なのがいいなあ。

LUDWIG LAC25CS 12,000円 質量不明

 持ったカンジ重い。足のゴムがかっこわるい。足の交差防止なのだが。まあ、ラディックというブランドが売りかな。

Gibraltar 8710 6,480円 2.5kg

 これもちょっと重いね。でも、無段階チルターが魅力。

SAKAE CS-20F 6,480円 1.9kg

 自社ブランドに乗り出したサカエが、シンバルスタンドを出した。

 やや重いけど、パールじゃなくてこっちを買えば良かったかな。












 ということで、ロックなヒトもジャズなヒトも、ストレートなフラットベースを使おう。

banner
Last Update : 2014/07/22